仕事で訪れた鹿児島に美味しいおでん屋さんがあって、その味を思い出しながら作りました。常連さん曰くお持ち帰りするとスープが翌日プルプルに固まるとの事。鹿児島という土地柄、きっと鶏ガラで取った出汁を使っているに違いないと思い、鶏ガラスープと和風出汁を合わせたおでんスープを作ってみました。ほんのり甘い旨みたっぷりのスープが飲み干したくなる、冬の定番にしたいおでんです。
・和風出汁は出汁パックでもOK。お吸い物で500mlあたり1袋が目安であれば、2袋で作ってみて下さい。 ・練り製品は、大根やこんにゃくに比べて長時間煮込む必要がないので、時間差をつけて後からスープに入れましょう。
鍋にA 和風出汁2ℓ、鶏ガラスープの素大さじ2、酒大さじ2、葱の青い部分1本分、生姜の薄切り2枚、鳥もも肉600gを入れ、中火で一煮立ちさせる。灰汁を取り、葱と生姜を取り出す。鳥もも肉に火が通ったら一旦取り出す。(硬くなるのを防ぎ、具材として後で鍋に戻す。)
①にB みりん大さじ2、醤油小さじ1、ウスターソース小さじ1/2を入れ再び沸騰したら、味が染みにくく煮崩れしにくい具から順に入れる。大根、こんにゃく、厚揚げ、茹で卵を入れ弱火で煮込む。大根にスープが染みて色が変わってきたら、①の鶏肉、さつま揚げ、ちくわ、ウインナー等お好みの具を加える。弱火で10分程煮込んだら火を止める。
このまま一旦鍋が冷めるまで放置し、食べる直前にもう一度温めて食べるのがおすすめ。そうする事で味が良く染み込む。
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高橋 はるな
料理家 ワイン講師
料理家 ワイン講師 夫と2人の子ども(6)(8)と4人暮らし。 4年制大学卒業後、航空会社に勤務。 慌ただしい日々の中で家族や友人と温かい食卓をゆっくり囲む喜びや、仕事を通じて世界を飛び回る中でワインと食事のペアリングの楽しさを知る。 結婚、出産を経て自分自身も以前より日々の生活や家族の健康に向き合う中で、日々の食卓のお悩みや食生活をより楽しむためのお手伝いができたら、と料理家になることを目指す。 現在はNadiaやInstagramでのレシピ発信の他、企業さまのブランドサイト、SNS、店頭ポップ、リーフレット用等のレシピ開発、撮影調理やスタイリング、TV、CM、カタログの調理、ワインスクールにてワイン講師やイベントの企画等活動中。 旬の食材を使った手軽なレシピや、取り分け不要でおつまみにもなる一皿、ヘルシーなおやつレシピが得意。 【料理に関する資格】 ・東京會舘クッキングスクール 特選コースディプロマ ・フードコーディネーター ・ワインエキスパート ・WSET level.3 ・ワイン検定 ブロンズ認定講師 【受賞】 ・白百合醸造 ロリアンマリアージュコンテスト「 優秀賞」