春本番を迎え、過ごしやすい季節になりました。ときには汗ばむ陽気の日もあったりして、そんなときは冷たいスープが恋しくなりますね。じゃがいもと牛乳で作るビシソワーズは、あっさりとしていて優しい味わいが魅力。なめらかでのど越しが良いので食べやすく、食欲がないときにもぴったりです。
今回はビシソワーズの基本的な作り方と、ビシソワーズに合うおすすめのメイン料理を4品ご紹介します。
基本のビシソワーズの作り方
【材料(4人分)】
じゃがいも 2個(約300g)
玉ねぎ 1/2個
バター 10g
水 200ml
コンソメ(顆粒) 小さじ1
牛乳 400ml
塩 小さじ1/4
パセリのみじん切り 少々
【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいて5mm程度の厚さに切る。玉ねぎは薄切りにする。
2.鍋にバターを入れて中火にかけ、玉ねぎ、じゃがいもを順に加えて炒める。
3.玉ねぎがしんなりとしたら水、コンソメ顆粒を加えてじゃがいもがやわらかくなるまで煮る。
4.3をミキサーもしくはブレンダーでなめらかになるまで撹拌する。
【ミキサーやブレンダーを使用しない場合】
鍋で煮たあとにマッシャーなどで潰し、裏ごしするとなめらかに仕上がります。
もっと手軽に作りたい場合は、じゃがいもをラップに包んでレンジ加熱し、熱いうちにマッシュし、すりおろした玉ねぎと一緒に水、コンソメ顆粒を加えてひと煮してください。そのあと牛乳を加えて冷蔵庫へ。
5.4を再び鍋に戻し入れ、牛乳を加えてひと煮する。塩を加えて味を調える。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やして器に盛り付ける。パセリのみじん切りを散らす。
シンプルですが、野菜の甘みとうま味が感じられる、優しい味わいのビシソワーズです。お好みでオリーブオイルを数滴たらしたり、ブラックペッパーをふったりして味に変化を付けても楽しいです。牛乳の代わりに豆乳で作っても美味しいですよ。
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基本のビシソワーズ
ビシソワーズに合わせるおすすめメイン料理
チキンのフレッシュトマト&チーズソテー
ビシソワーズはいろいろな料理に合わせやすいのも魅力のひとつです。特にトマトソースをベースにしたものと相性が良いと思います。肉料理であれば、トマトとチーズを合わせたチキンソテーはいかがでしょうか。メイン料理が濃厚な味付けの場合、ビシソワーズを添えるとさっぱりと食べられます。
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チキンのフレッシュトマト&チーズソテー
たらのトマトパッツァ風包み焼き
魚料理であれば、トマトソースを絡めたアクアパッツァ風の一品もおすすめです。たらの切り身を使うことで、電子レンジで手軽に作ることができますよ。
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電子レンジで!鱈のトマトパッツァ風包み焼き
万能トマトソースとツナのパスタ
ランチなどでもっと手軽に楽しみたい場合は、パスタと合わせるのもおすすめです。クリーム系のパスタよりも、トマトソース系のパスタのほうがバランス良く食べられます。
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万能トマトソースとツナのパスタ
かぼちゃときのこのキッシュ
おもてなしの際などには、ラザニアやキッシュなど存在感のあるメイン料理にビシソワーズを添えると、喜ばれると思います。
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かぼちゃとキノコのお手軽キッシュ
いかがでしたか? ビシソワーズの基本の作り方をご紹介しました。まろやかで優しい味わいなので、野菜が苦手なお子さんにもおすすめです。ひんやりと冷たいスープはこれからの季節にぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。
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