週末に作り置きしておけば、平日のお弁当や夕食、朝食の一品に使える便利な「作り置きおかず」。そのまま食べても美味しいですが、アレンジして活用すれば2日目以降も飽きずにいただけます。そんな便利な作り置きおかずをご紹介していくこの連載。
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今回は旬の「なす」を使った、電子レンジで作るマリネレシピのご紹介です。暑い時期に台所に立つのは本当にひと苦労。そんな時は少しでも暑さが和らぐように、1品だけでも電子レンジ調理で楽をしちゃいましょう。
なすの旬は初夏から初秋の間。水分が豊富に含まれており体を冷やす働きがあるなすは、暑い夏に積極的に食べたい野菜のひとつ。なすは油との相性が抜群なので、調理に油を使用することでさらに美味しさがアップします。
また、なすの紫色の色素は「ナスニン」というポリフェノールの一種です。皮にも栄養が詰まっているので、皮ごと調理すると栄養満点なんですよ。
さっぱり食べられる!とろとろなすとトマトのレモンマリネ
電子レンジ調理なので簡単! 爽やかなレモンの酸味が効いたなすのマリネです。彩りも鮮やかなので、食卓のアクセントにもぴったりですよ。
【材料・作りやすい分量】
なす 中3本(約420g)
オリーブオイル 大さじ2
トマト 2個
レモン 1個
Aオリーブオイル 大さじ1
Aはちみつ 大さじ1
A酢(米酢使用) 大さじ2
【作り方(調理時間5分)】
1.なすはヘタとガクを取り、角切りにする。耐熱ボウルにオリーブオイルと一緒に入れ、よく混ぜる。ラップをふんわりかけて電子レンジ600Wで7分加熱する。
2.1の粗熱が取れたらAと、くし切りにしたトマト、半月切りにしたレモンを加え、よく混ぜ合わせる。
【コツ・ポイント】
・なすにオリーブオイルがまんべんなく絡まるように、よく混ぜてから電子レンジで加熱してください。
また、ワット数の異なる電子レンジの加熱時間は以下の通り。
・500Wの場合は8分25秒
・1000Wの場合は4分10秒
【保存方法・保存期間】
・保存容器に入れ冷蔵保存で3日
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●とろとろなすとトマトのレモンマリネ【作り置き】
なすとトマトのレモンマリネのアレンジレシピ2選
続いて、なすとトマトのレモンマリネを使ったアレンジをご紹介します。冷蔵庫にある食材を使ったおかずレシピと、食卓がより華やかになるごちそうサラダレシピですよ。どちらもとっても簡単に作ることができちゃいます。
時短でメインおかずにも!ウインナーとなすとトマトのレモンマリネ
冷蔵庫に常備してあることが多い、ウインナーをプラスしたレシピです。ジューシーなウインナーの味わいがご飯にもパンにも相性ばっちりで、時間のない時のメインおかずにもなります。電子レンジだけで調理が可能ですよ。
【主な材料】
・なすとトマトのレモンマリネ
・ウインナー
・パルメザンチーズ
詳しいレシピはこちら
●ウィンナーとなすとトマトのレモンマリネ【アレンジ】
食卓がもっと華やかに!なすとトマトのレモンマリネパンサラダ
なすとトマトのレモンマリネを使った、食卓がぱっと華やぐボリュームたっぷりのごちそうサラダです。こんがりと焼いたパンが香ばしく、シャキシャキとしたリーフレタスや赤玉ねぎの食感も楽しめます。レモンマリネさえあれば、あとは混ぜるだけの時短レシピ。食べる直前にレモンマリネのマリネ液をかけるようにすると、より美味しく食べられます。
【主な材料】
・なすとトマトのレモンマリネ
・アボカド
・食パン
・リーフレタス
・赤玉ねぎ
・パルメザンチーズ
・粗挽きこしょう
詳しいレシピはこちら
●なすとトマトのレモンマリネパンサラダ
これからの時期にとっても美味しくなる夏野菜、なす。酸味のあるさっぱりとした味付けは、夏バテ気味の身体を整えるのにも役に立ちそうです。カラフルで栄養満点な夏野菜をたっぷり食べて、元気に楽しく夏を過ごしましょう!