美味しい唐揚げを研究し続けて、下味に水を加える、衣は2種類の粉を使うという方法にたどり着きました。 唐揚げはお弁当にも便利なので、多めに作って冷凍しています。
衣をカリッとさせたいときは、油の温度設定も重要です。 私は150度の設定である程度火を通してから、190度に上げてカリッと仕上げています。
鶏もも肉をひと口大にカットする。
ポリ袋に鶏肉を入れて、A にんにくすり下ろし大さじ1、生姜すり下ろし大さじ1、醤油大さじ2、酒大さじ2、水大さじ3、塩小さじ1/4、砂糖小さじ2の材料を加えしっかりともみ込む。
冷蔵庫で15〜30分、下味を染み込ませる。
<B 小麦粉大さじ5、片栗粉大さじ5で衣を付けます。> 余分な水分を捨てて、小麦粉→片栗粉の順で衣を付ける。
揚げ油を150度に設定し、衣を付けた鶏肉を鍋に入れて揚げます。衣の色がきつね色に変わってきたら、温度を190度に上げてカリッと仕上げます。
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片村優美
初めまして、片村優美です。 *経歴* 管理栄養士として病院で10年弱勤務し、フリーランスを経て現在は短期大学で教員をしています。これまでレシピ開発や商品開発に携わってきましたが、そこで学んだことはビジュアルの大切さでした。視覚が美味しさに与える効果に気がついてからは、より美味しく魅力的に見せるためのテーブルコーディネートや撮影技術などに力を入れています。 *料理に対する想いや考え方* 管理栄養士という職業柄、自炊絶対主義だったりいつも健康的でバランスの良い食事をしていたりするのではないか?と思われることがあります。ですが、私自身毎日忙しく生活を送っている中で、食生活を徹底的に管理している時間なんてものはありません。 健康は毎日の積み重ねで作られていくものではありますが、誰もが食生活中心で生きているわけではありませんし、考え方はどんどん多様化してよいものだと思っています。 時代が変わるとともに"料理にかけている時間がない"生活を送る人が多い中で、自分ができることは「考えを押し付けない」「楽しみを優先にしてもらう」こと。管理栄養士だからといって栄養優先であるべきという考え方は捨てました。 食事は楽しく美味しくあることが、皆さんの健やかな心作りに役立つはずです。無理や我慢をせず、ストレスの少ない生活を送るためにもどんどん楽をしてください。 料理が好きな人は凝ったものを作って楽しんでほしいし、苦手な人は気が向いたときにキッチンに立ってみるくらいでも良いのではないでしょうか。そんな時に私が作ったレシピがお役に立てれば嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。