にんじんと豆は、気血を作り、消化吸収を担う脾もケアします。お酢とパセリはどちらも体を温めて、体内のめぐりを促します。疲れやすい人、胃もたれしやすい人、貧血気味でだるい人、毎日頑張っている人など、日々の健康のベース作りにおすすめの一品です。
にんじんはなるべく細く切った方が食べやすいです。 また、アレンジもしやすいので、春はウドの細切り、夏にはレモンの絞り汁、秋には砕いたアーモンド、冬は干しエビなどを加えることで、季節に合った薬膳料理にアレンジできます。
大きめのボウルにマリネ液の材料A オリーブオイル大さじ4、お酢大さじ3、はちみつ大さじ1、胡椒少々をすべて入れて混ぜ合わせておく。
パセリはみじん切りにしておく。
マリネ液の入ったボウルに、にんじんを汁気をよく絞って入れ、パセリ、ミックスビーンズも加えてよく混ぜ合わせる。 (ミックスビーンズは、ドライパックになっている缶のものを使いました。)
すぐに食べれますが、作り置きしておくと豆にもマリネ液がしみ込んで美味しくなります。
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日本くらし薬膳協会(JKA)
JKA日本くらし薬膳協会 くらし薬膳 主任講師 竹田 あやこ / 日本くらし薬膳協会(略称:JKA Japan Kurashiyakuzen Association)は、ライセンス認定試験と資格発行を行っています。 「くらし薬膳」とは、特別なものは使わず、いつもの食材や調味料で手軽にできる薬膳です。日々のくらしに根付いた食養生で、外食メニューやコンビニのお弁当、スーパーのお惣菜だって、毎日の食事があなたの体質に合ったあなただけの薬膳に変わります。