フランス語で『オレンジチョコレートケーキ』の意。卵白と卵黄を別立てで作るビスキュイをベースに、アーモンドプードルやシナモン、オレンジキュラソーを加えてクリームなしでも美味しいスポンジケーキを作りました。オランジェットからインスピレーションを受けた『オレンジ×チョコレート』の上品で華やかに香るチョコレートケーキです。少し手間のかかる工程ですが、その分丁寧に、愛情を込めて、大切な人への逸品に・・・。
下準備で【A】は2~3回ふるいにかけると粒子が細かくなりダマになりにくいです。スポンジ作りは手際の良さがポイントです。卵の泡立てにはハンドミキサーを活用する事をオススメします。6⃣の過程で3⃣に少し5⃣の生地を混ぜ入れ、それを5⃣に戻し加えると早く綺麗に馴染み、きめ細やかな生地になります。焼き上がりのケーキを冷蔵庫で一晩寝かすとしっとり柔らかな味になります。チョコソースを添えればチョコ感もUP!!
材料をA〜Eのグループごとに分け、全て計量する。 A 薄力粉50g、アーモンドプードル30g、ベーキングパウダー5g、シナモン・粉ひとつまみはふるいにかけて合わせておく。 オーブンを170℃に温める。 型に薄くバター(分量外)を塗りクッキングシートを敷く。
耐熱容器にD チョコレート30g、生クリーム30g、無塩バター20gを入れ、60℃程の湯煎にかけ、溶かし混ぜ合わせる。
2⃣のボウルに1⃣を2~3回に分けて入れながら、ゴムベラを使って、ボウルの底から上に向かい切るように回し混ぜる。
A 薄力粉50g、アーモンドプードル30g、ベーキングパウダー5g、シナモン・粉ひとつまみを入れ、ダマが出来ないように手早く混ぜ合わせる。ゴムベラを垂直に立てて、手首を返しながらボウルの側面、底もしっかりと混ぜ合わせること。
3⃣を加える。ゴムベラに当てながら入れ、全体に広げるように混ぜ合せる。
型に流し入れ、2~3回型ごと落として大きな気泡を消し、オーブンに入れ170℃で35~40分焼く。 中心に竹串を刺して生地が付かない状態が焼き上がりの目安。 オーブンの機種や形態により、焼成温度や時間に多少差が出るので注意すること。
皿に盛り、ソースをかけ、ミントを添える。
136898
前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。