鶏肉の旨みを吸った、ほっくりねっとりの新じゃががおいしいご飯がすすむメインおかず。フライパンひとつで炒めて煮込むだけ。一緒に加えた丸ごとのにんにくもいい仕事をしてくれます。
◆にんにくはあらかじめ皮ごと電子レンジにかけておくことでしっかり火が通り、ねっとりホクホクに仕上がります。 ◆テフロン加工の深めフライパンだと作りやすいです。
鶏もも肉は、大きめに切って塩・こしょう(分量外)を振る。 新じゃがいもは、よく洗って芽を取り、皮つきのまま3~4cmくらいに切ってさっと水にさらす。 にんにくは1かけずつに分けて、皮つきのまま電子レンジ(600W)で40秒加熱して皮をむく。
深めのフライパンに油を熱して、鶏肉を皮目から並べ入れる。 強めの中火で焼き、皮がカリッとなって全面にこんがり焼き色がついたら一度取り出す。 (※ここではまだ完全に火が通っていなくてOKです)
鶏肉の旨みが残った 2 のフライパンに、 水けを拭いた新じゃがいも、にんにくを入れて炒める。
じゃがいもの縁が透き通ってきたら鶏肉を戻し入れる。 A 水1カップ、酒大さじ1と1/2、きび糖大さじ1と1/2、醤油大さじ2を加えて蓋をして、ふつふつするくらいの火加減(中弱火~弱火)で約10分煮る。
仕上げに蓋を取って本みりんをまわし入れ、全体にからめながら 水分が少なくなるまで(2~3分)煮る。彩りに絹さや(下ゆでしたもの)をあしらう。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!