柔らかい鶏もも肉となすを、梅干しを入れた麺つゆベースのみぞれ煮にしました。 こっくりした味付けですが、大根おろしの爽やかさと、梅の甘酸っぱさが感じられる優しい味わいです。 冷めても美味しいので、作り置きにもオススメです。
・鶏もも肉は塩麹に漬けることで、柔らかくしっとり仕上がるのでオススメですが、無い場合は省いても大丈夫です。 ・なすを焼くときは皮目から焼くようにすると、色味がキレイに保てます。 ・麺つゆの濃縮具合、大根おろしに含まれる水分の量により全体の味の具合が変わるので、必要であれば麺つゆの量で調整されてください。 ・鶏もも肉はむね肉やササミでも◎
鶏もも肉は余分な脂を除いて、ひと口大に切る。ポリ袋に塩麹とともに入れて、揉み込む。30分〜1時間程漬けておく。
なすはひと口大に切り、皮側に切り込みを入れる。 梅干しは種を取り除き、叩いておく。 大根は皮をむいておろす。 大葉はせん切りにする。
鶏もも肉のポリ袋になすを入れ、片栗粉を全体に馴染ませる。
フライパンを中火にかけサラダ油をひき、なすを両面こんがり焼く。一旦バットにうつす。
そのままのフライパンで、鶏もも肉を両面しっかり焼く。
鶏もも肉に火が通ったら、なすを戻しA 麺つゆ大さじ2、水100ml、砂糖小さじ1、和風顆粒だし小さじ1/2を加えて5分程煮込む。 軽く水気をきった大根おろしと梅干しを加えて、全体をさっと絡めたら火を止め、器に盛り付ける。 大葉をのせる。
437064
ここえみ
栄養士・発酵食品ソムリエ
夫と大学生の娘の3人家族。 栄養士・発酵食品ソムリエ。 栄養士として、産科や小児科で栄養指導業務に就く傍ら、“作ることも食べることも楽しんで”をモットーに、ごはん作りを楽しんでいます。 キッチンに立つ私の様子を見て、とても楽しそうだから…と娘が勧めてくれた、おうちごはん投稿。 SNSで食や料理を通じて、大勢の方と繋がることができ、大きな喜びと嬉しさを感じています。 “食事をする”ということは、生きていく上で欠かすことのできない行為ではありますが、それだけではないと思っています。むしろ、他に大切なことが詰まっているんじゃないかと。 栄養バランスはもちろん大事ですが、食事をする時間が、義務感からくるただのお腹を満たすだけの時間ではなく、そこに誰かと美味しさを共有できる楽しさや、1人の時間であっても、ホッとできる安心感を得られたりする時間であってほしい。 そんなことを思いながら、日々仕事に就き、そしてお料理をしています。 見て楽しい、食べて美味しい、そしてほっと安らげるようなおうちごはんメニュー。 私が愛してやまない、麹を始めとする発酵食品を使ったメニューも、たくさんお届けできたらと思っています。 よろしくお願いします。