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    副菜

    塩と麹がポイント ◆大根の鉈(なた)割り漬け◆

    • 投稿日2012/12/13

    • 更新日2023/09/15

    • 調理時間30

    日に日に味わいが変化し、麹の甘味が強くなってきます。 昔から家族全員の好物、父の作る会津式の鉈割り漬け。 それぞれの味があるようですが、我が家では大根の葉とタカノツメを使います。 父に教わって私好みの配合に。大根は皮付き皮むきどちらでも。

    材料大根2本分

    • 大根2本
      2.5kg(根の部分)
    • 大根の葉
      50g(少々)
    • 50g(大根の重さの1.85~2%)
    • 乾燥米麹
      75g(大根の重さの3~4%)
    • タカノツメ
      2~3g(乾物)

    作り方

    ポイント

    鉈が無い場合4cm輪切りにした大根の両面から格子状に切込を入れ、それを手で不揃いに3つ位に割って漬けます。 東京では寒い年で12月から、暖冬は年明けから2月末頃までが仕込み時。 鉈でまな板が傷つくので不要な板があればその上で切る

    • 1

      乾燥米麹はボウルの中で手で揉んでから、 ぬるま湯大さじ3杯をかけて20分置いてから使用する (調理時間外) レシピで米麹は乾燥麹(30%水分除去タイプ)を使っているので、 生麹の場合はその分増量して使います。

    • 2

      大根2本を計量し、それに合わせて他の材料も計量しておく タカノツメは手で3つ位に割り、タネごと使用する 大根の葉は4cmに切る

    • 3

      大根を回しながら根の下のほうから、そぎ割りにしていく。 ナタで”切る”のではなく軽く刃を入れたら、引き剥がすようにそぎ割りにします

    • 4

      大根の断面(割り口)は、こうなります

    • 5

      漬物桶にビニール袋を敷き(私は2重にしています) 切った大根と葉を並べ、塩、麹、タカノツメを全体に散らすように振りかけ、 1/4くらいの量ずつ、4段同じようにして、全量を入れていきます。

    • 6

      押し蓋を乗せ、4kgの漬物石を乗せて ビニール袋で包むようにして、温度の低い場所へ置きます (東京多摩地区の我が家では家の北側の軒下)

    • 7

      一晩したら、水が上がっているか確認します。丸1日経てば、だいたい大根がかぶる位水が上がります。 塩と麹の量はお好みで調整可。私は麹やや多目なので中甘口。 塩が少なすぎたり重石が軽すぎたりすると水が上がらないので、その場合はここで調整します。

    • 8

      1週間後、漬物石を外し、漬けあがり。食べ始めます。 日に日に変化する漬物の味を楽しみながら、 2~3週間で食べきっています (暖冬の場合は早めに食べきるか、残りを冷蔵庫で保存しながら)

    • 9

      食べる分ずつ取り出し、ビニールの口を結び、そのまま寒い所で保存します

    • 10

      <追記> ナタが無く包丁で切る場合の切り方画像。 4cm輪切りにした大根の両面から5mm角の格子状に切込を入れ、 それを手で不揃いに3つ位に割って漬けます。 大ぶりに割り、漬けた後食べる時に、それを半分に切っても。

      塩と麹がポイント ◆大根の鉈(なた)割り漬け◆の工程10
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    宮本 明美 (らいむ)
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    宮本 明美 (らいむ)

    ◆調理師 ハーブインストラクター 料理教室主宰◆ハーブに恋する お家ごはん研究家◆ ヘルシーでバランス良く、おいしい《お家ごはん》で心も体も元気に! をモットーに、東京の自宅で【料理教室シトラスブーケ】主宰。 「ハーブ&スパイスでおもてなし料理」「お家で楽しめるタイ料理」クラス。 無農薬・有機肥料で育てる百数十種類のハーブと、 自家製ハーブティーがお迎えする癒しのレッスン開催。

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