カヌレは大好きですが、私にとってのカヌレは『自分のために・・・』よりも、『誰かのために』作ってあげたいお菓子の一つです。 おもてなしや、ご褒美に。じっくり焼き上げて笑顔が見れたら幸せ。 工程は、以外とシンプル。一度に焼き上げて冷凍保存も可能です。
生地は、しっかり48時間寝かせてあげてください。砂糖の全量をグラニュー糖にする場合、250gにしています。
①B 薄力粉100g、グラニュー糖125g、きび砂糖120g、岩塩小さじ1をボウルに入れホイッパーでぐるぐると混ぜ合わせておく。(面倒で無ければふるいにかける。どちらでも大丈夫です。) ②C 卵Mサイズ2個、卵黄・Mサイズ2個を、小さめのボウルに溶いておく。
鍋にA 牛乳500ml、無塩バター50ml、バニラビーンズ2本を入れ、弱火で鍋肌がフツフツとする程度に温め火を止めサヤを取り出す。(沸騰させない。) ※バニラビーンズは、縦に切り中身を丁寧に取り出し鍋に入れ、残ったサヤも一緒に入れます。
B 薄力粉100g、グラニュー糖125g、きび砂糖120g、岩塩小さじ1にC 卵Mサイズ2個、卵黄・Mサイズ2個を入れ、滑らかになるまで混ぜる。
(2)に(1)を半量入れ丁寧に混ぜ、残りとラム酒を入れ混ぜる。
別なボウルに漉し器を重ね(3)を濾し、ラップをして冷蔵庫で48時間寝かせる。
(4)を冷蔵庫から出し底にたまった生地を馴染ませるように軽くまぜ、室温程度に戻している間に、型の用意をする。
蜜蝋またはバターの工程。 【蜜蝋の場合・型一つずつの作業工程です。】 溶かした蜜蝋を型すれすれに流し込み、ステンレス容器に戻しオーブンシートの上かオーブンシートの上に網を置き逆さまにして余計な蜜蝋を落とす。同じように全ての型を終わらせ、型のふちに余計な蜜蝋が付いていれば取る。 ※余った蜜蝋は、再度使えるのでまとめて保存がオススメです。 ※私は網の上に逆さまに置いていますが、洗い物は増えます(^_^;)気軽にオーブンシートの上に逆さまに置いても大丈夫です。 【バターの場合】 刷毛で塗れる程度の硬さに柔らかくしておきます。ムラができないように丁寧に型の内側に均等に塗ります。 ※きちんと塗れていないと、型離れしにくくなるので、溝の部分も丁寧に。
型の9分目まで、生地を流し込み240度で15分。190度に下げて50分焼きます。 ※時間に余裕がある時は、半量ずつ用意して焼き上げた方が、焼きムラが少ないです。
焼きあがったら直ぐに型を逆さにして網の上に出します。 写真は、加工なしの色合いです。 焼きあがった状態で、コンコンと音がする状態が理想。 家庭用電気オーブンは焼きムラもできやすいので、何となく柔らかさを感じる時は、型に戻して更に5~10分ずつ時間を増やして様子を見ながら焼きあげてください。
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MARI(奥山 まり)
料理家
ℍ𝕆𝕂𝕂𝔸𝕀𝔻𝕆 𝔽𝕠𝕠𝕕 𝕕𝕚𝕣𝕖𝕔𝕥𝕠𝕣 身近な素材や調味料を使ってシンプルに、 『笑顔が見られるおうちご飯🍚』モットー✨ 基本をおさえた【頑張りすぎないシンプルな家庭料理】ひとり暮らしを始めた娘に送る【ひとり暮らしでも作りやすい簡単レシピ】がメインです✨ 乳がんサバイバー3年生。 毎日がんばり過ぎるよりも、純粋に「おいしい♪」が聞ける食卓が広まりますように。 料理初心者さんからのご質問大歓迎です☆ instagram@mari.everydayoliveにて 「 #ひとり暮らしを始めた君に 」を発信中です。 ーーーーーーーーーーーーー ・北海道フードマイスター ・一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ ・NHK文化センター札幌教室オリーブオイル講座講師(〜2018) ・『婦人画報』『週刊文春』にて掲載。 ・『NUMERO TOKYO』にて料理家のフードコーディネーターとして掲載。 ・北海道内各局他ラジオ、出演歴あり。 ・フードコンサルタント(商品開発・海外向け商品撮影ほか) ・店舗・企業様レシピ、キッチン用品アドバイザー・webライター