素材から出る旨みで出汁なしでもとってもおいしい。 噛みごたえがあるので、食べ過ぎ防止に。食物繊維がたっぷりで腹持ちがよく、便秘解消効果も。豚肉のビタミンB1が、素麺の糖質の代謝を助け、効率良くエネルギーを産生します。
豚肉、ごぼう、しめじ、油揚げなどから旨みがたっぷり出るので、だし汁を別に取らなくても美味しくできます。 根菜はピーラーを使い、切る時間、煮る時間を大幅に短縮。
ごぼうは包丁で縦に6本ほど切り込みを入れ、ピーラーでささがきにする。 にんじんはピーラーでリボン状に削る。 しめじは小房にわけ、水菜は3cm長さに、薄あげは細切り、豚肉は食べやすい大きさに切る。
そうめんは沸騰したお湯で1分茹でて、冷水で洗ってぬめりを取り、ざるにあげて水気を切っておく。
Aを沸騰させ、ごぼう、にんじん、薄揚げを2〜3分に煮る。 その後、豚肉を入れてさっと煮る。
豚肉にほぼ火が通ったら、2のそうめんと水菜を加え、ひと煮立ちする。
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河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。