南蛮酢は砂糖を使わず、本みりんを煮詰めたものを使います。甘みをしっかり感じられますが、ずっと口に残るわけではなく、スッキリした甘さです。 たまねぎ以外でしたら、長ネギを焼いたものや、にんじん・ピーマンの千切りを入れても構いません。 冷蔵庫で、3〜4日保存可能です。 半日以上漬けておいた方が、味がしみます。
小アジは買ってきたら、新鮮なうちにさばいてください。 12cmほどの小アジを使っています。 15cm以上になると、中骨も硬いので、サイズにも気をつけて選んでください。
小アジをさばきます。 ぜいごを両面削ぎきり、お腹からお尻まで包丁で切り目を入れ、エラぶたを開いてエラを引っ張り内臓をとります。 胸びれと、尻びれのところにある硬いトゲのような骨は、手で引っ張って取り除きます。 背びれなど 硬い部分は、最後にキッチンバサミで切ると簡単です。 丸ごと食べるので、目も取り除くと良いでしょう。 さっと流水で洗いキッチンペーパーで水気を拭き取ります。その時に腹腔もしっかり拭き、腹腔に残っている黒い膜も取り除くと 臭みがなくなります。
ポリ袋に、薄力粉・片栗粉と②を入れ 振って衣をつけます。 ※ 薄力粉は保水力があり、片栗粉(米粉でもOK)は吸油率が少ないので、半々に混ぜる事で、しっとりカラッと仕上がります。
揚げ油を低温(150〜160℃)に熱し、じっくり12分ほどかけてあげます。 揚げ終わりは、温度を上げて高温にすると、油きれが良くなります。 ※ 150〜160℃くらいの油は、菜箸を入れるとゆっくりと泡がでるくらいの温度です。目安にどうぞ。
南蛮酢に、揚げたての小アジをつけます。 たまねぎは、繊維を断つように1cm幅にきり、一緒に漬け込んでください。 ※ 南蛮酢に浸らない場合は、保存袋に空気を抜いて入れるのがオススメです。
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小春(ぽかぽかびより)
料理ブロガー・フードコーディネーター・料理研究家
料理ブロガー・フードコーディネーター。 大学生の子どもたち4人家族。 2005年から書き続けている料理ブログ 【ぽかぽかびより】はほぼ毎日更新。 ▶︎野菜多め、副菜レシピが得意 ▶︎レシピ付き弁当記録が大人気 ▶︎素材の色・食材の持ち味をいかした、関西らしい味付け 企業・食品メーカーへのレシピ開発 雑誌・リーフレットへのレシピ提供 産地取材・料理教室など幅広く活動中。