【衣がはがれないさっくりフライの覚書】 手間抜きで楽に早くおいしくできます‼︎惣菜屋さんに負けないフライです♡ ☆衣(薄力粉、卵、パン粉)を無駄なく。 ☆衣が手へまとわりつく煩わしさと、それによる手洗いの回数を少なく。 ☆調理台を極力汚さず。 ☆パン粉が綺麗に上手につく。 ☆さっくり軽く揚がる。 ☆衣がはがれない。 ☆失敗なしの安定のおいしさ。 夜ご飯に、ビール用に、お弁当に… 定番基本が上手に作れると応用がききます。 揚げ時間は食材やその大きさで変わりますが、バッター液はトンカツ、エビフライにもお使いいただけます。
▼ささみの本数…レシピ上のバッター液、パン粉の分量だと8本までが適量となっています。 ▼バッター液にする理由… ①薄力粉→卵→パン粉と順番につける手間と時間が省けます。 ②肉にしっかりまとわりついてパン粉のつきがよく、衣のはがれもなくなります。 ③適度なボリュームが出ます。 ▼バッター液に加える酒と酢の目的… ①酒(アルコール)は沸点が低いため、一時的に油の温度が下がったとしても強く沸騰します。これによりベタつきが起きづらく、軽くサクッと仕上がります。 ②酢は重い衣になる原因のグルテンの生成を抑えてくれます。 ※「ないよりはあったほうが良い。」このくらいの差なので、もし片方しかない時は半量を水に。どちらもない時は全量水に替えていただいても大丈夫です。 ▼生焼け、焦げ、硬い仕上がり、油はねを防ぐポイント…高温短時間、多めの揚げ油で仕上げることと、一度に鍋いっぱいに入れず、フライが泳げるくらいのスペースを残して揚げるのがポイントです。
・A たまご1個、酒、酢各 大さじ1、薄力粉大さじ4をボウルに入れて混ぜ合わせておく。(写真:これがバッター液です。) ・分量のパン粉とバットを用意する。バットにパン粉の半量を広げておく。
ささみの厚さ真ん中を目指し、幅の広い側から包丁を差し込んで切れ目を入れて開く。
まな板を片手に持ち、汚してもいい場所(シンク上など)で高い位置から味付き塩コショウをしっかりめに振る。 一度まな板を置いてささみをひっくり返し、裏面にも同じく味付き塩コショウを振る。
1(バッター液)に3のささみを全て入れ、まとわせるように混ぜる。
1で準備したバットに4を重ならないように並べ、上から残りのパン粉を振りかける。 手で優しく抑えてパン粉を馴染ませる。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」