手作りしたいわしのつみれは、うまみたっぷりで食感も柔らか。ほっとする味わいです。 いわしは手開きできますし、魚の調理に慣れていなくても大丈夫。フードプロセッサーがあれば楽にできますが、特別な道具がなくても包丁でたたいて作ることもできます。
いわしを選ぶときは、目が赤いものは避け、身が青くつやのあるものを選んでください。 つみれからも味がでるので調味料は控えめに加え、味見をしながら塩で調えてください。
長ねぎの外側は千切りにして水にさらし、白髪ねぎにする。中心の方は小口切りにする。
いわしを手開きにする。 いわしは頭を切りおとして内臓をとって洗い、キッチンペーパーなどで水けを取る。 親指の腹に骨が当たるように指を差し込み、そのまま親指の腹が骨をなでるようにして尾の方に動かして身と骨を離す。
尾の近くの骨を折り、骨を持ち上げて骨を外す。 皮をはがす。
ぶつ切りにしたいわしと、小口切りにした長ネギ、おろしたしょうが、A 卵1/2個、片栗粉大さじ1、みそ大さじ1を入れ、いわしの身の粒が少し見える程度にブレンダーで擦り混ぜる。
だし汁に日本酒を入れて火にかけ、だし汁が沸いたら、スプーンでつみれのたねを一口大にして、だし汁に落とす。 つみれが浮き上がってくるまで3分程度煮る。
食べやすい大きさに切ったしいたけと豆腐を入れ、薄口醤油を加え、塩で味を調える。 お椀に盛りつけたら、白髪ねぎとセリをのせ、お好みで粉山椒、七味唐辛子などをふる。
381545
笠原知子
料理家・フードコーディネーター
フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。