青山椒は6月以降から夏にかけて出回る未熟な状態の山椒です。山椒はみかん科の植物で、青山椒は清涼感のかる柑橘系の香りがします。 今回は青山椒の柑橘系の香りを活かした、暑い夏でも爽やかにお肉を食べられるステーキソースを作りました。山椒のピリリとした刺激も相まって、食欲を刺激してくれる一品になりました。 山椒がなくてもステーキソースとして充分美味しく頂けますので、ぜひお試し下さい。
お肉は1㎝程度の厚みに切り、予め常温に戻しておくと良いでしょう。 強火で両面焼いて、アルミホイルで包んでおけば、予熱でしっとり火が通ります。 牛モモ肉は部位によって固い部分もありますので、牛肩ロース肉などでも代用可能です。
・牛モモ肉に塩とブラックペッパーにまんべんなく振る ・玉ねぎ、人参は皮を剥いて、芯を取る。 ・セロリは葉を取り除く。 ・青山椒を包丁で細かく刻む。
鍋にオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたA 玉ねぎ50g、人参50g、セロリ20gを入れ、弱火で加熱する。 玉ねぎの色が透明になるまで、ゆっくり火を通す。
B 本みりん大さじ2、醤油大さじ2と刻んだ青山椒を入れて、中火でアルコールが飛ぶまで沸かす。 その後、バターと水を入れて、ひと煮立ちさせる。
フライパンに油(食用油)を入れ、強火で温める。 フライパンが充分に温まったら、牛モモ肉をソテーする。
牛モモ肉に火が通ったら、一口サイズにカットする。
牛モモ肉をお皿に盛り付け、山椒のステーキソースをかける。
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大家 輝
料理家
日々の食卓がもっと楽しくなるように、さまざまな形の食を提供している料理家です。旬の野菜から料理を考えたり、少し手間はかかるけど自家製でつくられる料理をご紹介しています。 「いろんな食材の使い方を知りたい。」 「いろんな料理を自分で挑戦してみたい。」といった方にとって、楽しくて参考になるようなレシピをアップしていきます。 【得意料理】 イタリア料理が得意ですが、白米にも合うように和のテイストを少し入れるように心がけています。 【経歴】 大阪の中之島にあるイタリアンレストランカフェで副料理長を勤めて、その後ケータリングと食のセレクトショップカフェのお店を創立。現在、料理家としてフードプロデュースなどの活動しています。