食感が楽しい、芋がらの煮物。 ずいきは、八つ頭というお芋の茎を乾燥させた乾物です。 我が家では、娘も大好きな一品。 日本で古くから食べられてきた乾物を、次の世代にも伝えていきたいものです。
・ずいきはアクがあるので、しっかりとした処理したいものです。一度ゆでこぼしてもアクを感じるときは、さらにもう一度ゆでこぼしてください。 ・我が家は菜種油で揚げた油揚げを使っているのでそのまま加えますが、油が気になるようでしたら一度ゆでてください。
芋がらはぬるま湯に30分くらいつけて戻してから、沸騰した湯で3分ゆでる。水にさらしてもみ洗いし、30分ほど置いておく。
にんじんは拍子木切りにする。 油揚げは、短冊切りにする。
鍋に戻した芋がら、にんじん、油揚げとひたひたの水を入れ、中火にかける。
沸騰したら鍋肌から本みりん、醤油を入れ、弱火にしてふたをし、水気がなくなるまで20分ほど煮る。
鍋肌からごま油を入れ、中火にして煮切る。
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2023/06/11 18:34
2022/08/03 20:30
fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、湘南で約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。フルタイム勤務をしながら、副業で食関係のライターを楽しむシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。火加減や調理法を工夫して、野菜のおいしさを引き出す料理が得意。お腹いっぱい食べても元気に過ごせて、家族も喜ぶお料理を目指しています。趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。