肌寒くなってきた季節に、ほっこり美味しいふろふき大根。 刻んだ柚子の皮をのせると美味しいけれど、少ししか使わないしどうしよう。そんな時、鍋物の薬味でストックしている柚子胡椒が冷蔵庫にありませんか?もしあったらそれを使って、味噌だれの風味付けをしてみて下さいね。ほんの少し入れるだけで、柚子の風味が広がります。 味噌だれがもし余ったら、温かいごはんにちょこっと乗せて食べても美味しいですよ。
・ふろふき大根には甘味があって水分量の多い大根の真ん中の部分がおすすめです。 ・大根の下茹でに米の研ぎ汁を使うと、仕上がりの色がより美しく、アクが抜ける効果があります。 ・米の研ぎ汁の代わりに、生米をひと掴み入れてもOKですし、時間がなければ①の工程は省いて下さい。
大根を約3センチの厚さに切り、厚めに皮をむく。片側に1センチほどの深さで十字に隠し包丁を入れる。
大根を鍋に入れ米の研ぎ汁(あれば)を注ぎ、中火にかける。沸騰したら弱火にし、約15分柔らかくなるまで煮る。 ※米の研ぎ汁が無い場合は、この工程を省く。
①を茹でこぼし、大根の表面のぬめりを流水で洗い流す。再び鍋に大根を入れ、出し汁を注ぎ中火にかける。沸騰したら弱火にし、約15分煮る。(だしパックでもOK) ※①を省いた場合は、大根を出し汁から煮て、約20分柔らかくなるまで煮る。
大根を煮ている間に、味噌、みりん、砂糖を小鍋に入れて弱火にかける。てりが出るまでかき混ぜる。
火を止めて③に柚子胡椒を加える。写真の通り、ほんの少しでOK。 皿に大根を盛り、味噌だれをかけて頂く。
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高橋 はるな
料理家 ワイン講師
料理家 ワイン講師 夫と2人の子ども(6)(8)と4人暮らし。 4年制大学卒業後、航空会社に勤務。 慌ただしい日々の中で家族や友人と温かい食卓をゆっくり囲む喜びや、仕事を通じて世界を飛び回る中でワインと食事のペアリングの楽しさを知る。 結婚、出産を経て自分自身も以前より日々の生活や家族の健康に向き合う中で、日々の食卓のお悩みや食生活をより楽しむためのお手伝いができたら、と料理家になることを目指す。 現在はNadiaやInstagramでのレシピ発信の他、企業さまのブランドサイト、SNS、店頭ポップ、リーフレット用等のレシピ開発、撮影調理やスタイリング、TV、CM、カタログの調理、ワインスクールにてワイン講師やイベントの企画等活動中。 旬の食材を使った手軽なレシピや、取り分け不要でおつまみにもなる一皿、ヘルシーなおやつレシピが得意。 【料理に関する資格】 ・東京會舘クッキングスクール 特選コースディプロマ ・フードコーディネーター ・ワインエキスパート ・WSET level.3 ・ワイン検定 ブロンズ認定講師 【受賞】 ・白百合醸造 ロリアンマリアージュコンテスト「 優秀賞」