イタリアのママンの味、モチモチ食感の簡単「ニョッキ」
「ニョッキ」は、だんご状のパスタの一種で、じゃがいもと小麦粉を混ぜ合わせて作られるイタリア料理です。名前の由来は諸説あるものの、特徴的な形に関係があるものが多く、イタリア語やゲルマン系の言葉で「塊」や「こぶ」、「指の節目」などが語源となっているようです。
イタリアでは定番の家庭料理で、手軽に作れるのでまさにお母さんの味の一つです。
とってもシンプルなニョッキを作ってみよう
ニョッキの材料は、実はとってもシンプルでたったの4つです。ちょっとしたコツをおさえておけば、とても簡単に作れますよ!
【材料(4人分)】
じゃがいも…中3個
薄力粉…100g
卵黄…1個
塩…少々
シンプルニョッキの作り方を分かりやすく解説!
① じゃがいもは洗ってラップをし、レンジ(600W)で6~7分加熱する。そのまましばらく置いて水分を含ませじゃがいもをしっとりさせる。
② じゃがいもの皮をむいて熱いうちにマッシュする。
③ ②に薄力粉、卵黄、塩を加え、スパチュラ等で切るようにまとめる。この時、練るように混ぜてしまうと粘りが出てべチャッとした仕上がりになるので気を付けること。
④ 4等分にしたらまな板に置き、手で細長く伸ばす。まな板にくっ付いてしまう場合は打ち粉をする。
⑤ 包丁で一口大に切って小さく丸めたら、フォークを使って形を整える。
※フォークをかるく押し当てたら、横へスライドしてクルっと丸めるとうまくいきます。
⑥ 沸騰した湯に入れて茹でる。浮いてきたら茹で上がりなので、引き上げて完成!
ニョッキは冷凍も可能です。フォークで形を整えたら、打ち粉を軽くはたいてくっつかないようにして冷凍可能な容器に入れて保存します。食べるときは凍ったまま茹でればOKです。時間のある時に沢山作って冷凍しておくと便利ですよ。
様々なソースでニョッキを楽しみましょう!
手作りのニョッキができたら、せっかくなのでいろいろな味のソースも作ってアレンジしてみましょう。
こちらはちょっと珍しい、挽肉とローズマリーを使ったチーズクリームのソースです。挽肉が入っているのでボリュームも満点ですよ。
●詳しいレシピはこちら
『挽肉とローズマリーのニョッキ』
じゃがいも以外の食材と、茹でる以外の調理法でも美味しいニョッキ
ニョッキというとじゃがいものイメージが強いと思いますが、じゃがいも以外でも美味しく作れるのがニョッキの魅力です。
今回はハロウィンということで、カボチャを使ったニョッキをご紹介します! こちらは茹でてももちろん美味しいのですが、パーティーやおつまみ向けにさっと揚げてアンチョビとベーコンと和えたフライドニョッキにするのもおすすめです。
●詳しいレシピはこちら
『カボチャのフライドニョッキ アンチョビソース』
いかがでしたでしょうか? 実は簡単に手作りできて、生地からソースまでアレンジ無限大な「ニョッキ」。ごはん、パン、パスタ以外の主食として、是非ご家庭でもニョッキファンを増やしてみてください!
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