サクッと軽い食感が魅力!いろいろな食材で楽しむ「フリッター」
“洋風天ぷら”とも呼ばれるフリッターは、和食の天ぷらや唐揚げのようなカリッと歯応えのある衣とは違い、表面がサクッとした軽い食感の衣が特徴です。定番の鶏肉や魚介類はもちろん、野菜や鶏肉以外のお肉などさまざまな食材で楽しむことができますよ!
フリッター独特の軽い衣に仕上げるには、ふんわりと空気を含ませるために泡立てた卵白(メレンゲ)や、ベーキングパウダー、炭酸水、ビールなどを使う方法があります。今回は手軽なベーキングパウダーを使い、サクふわ食感のフリッターの作り方をご紹介します。
サクふわ衣が美味しい!基本のフリッターの作り方
【材料(2人分)】
えび…4尾
鶏ささみ…3本
塩、こしょう…少々
薄力粉…大さじ4
片栗粉…大さじ1/2
ベーキングパウダー…小さじ1/3
塩…ひとつまみ
水…63g
【作り方】
1.えびは殻をむき、背わたがあれば取り除きます。少々の塩と薄力粉(分量外)でもみ洗いをして、水で汚れを洗い流します。水気はキッチンぺーパーでしっかりと拭き取っておきます。
鶏ささみは筋を取り、食べやすい大きさに切ります。
えびと鶏ささみに塩、こしょうを振っておきます。
2.ボウルに薄力粉と片栗粉、ベーキングパウダー、塩、水を入れます。粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせれば、フリッター液の完成です!
サクッとした食感の秘密はベーキングパウダーと少量の片栗粉。片栗粉は粘り(グルテン)が出ないため衣にカリッとした食感が生まれ、ベーキングパウダーが衣を軽くしてくれます。
また、フリッターの特徴である衣の軽さを出すには、食材に合わせて水分量の細かな調節をするのも大切なポイントです!
3.えびと鶏ささみを2のフリッター液にくぐらせ、170~180度に予熱した油で2分ほど揚げます。
揚げ油の温度も大切なポイントです。温度が低いと油っこくなり、べちゃっとした食感に。逆に高温だと焦げてしまいます。適切な温度で揚げて、サクふわ食感のフリッターを目指しましょう!
4.油をきって、お好みのお野菜を添えて盛り付ければ完成です!
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『サクふわ!基本のフリッター(えび&鶏ささみ)』
衣や具材にちょっとひと手間。おすすめアレンジフリッター2選
おつまみにもぴったり!冬野菜のチーズカレーフリッター
今が旬のブロッコリーとれんこんをカレー風味のフリッターにしました。どちらの野菜も下茹で要らず、そのまま揚げるだけなのでとても簡単に作れます。ビールのおつまみにもぴったり! 野菜が苦手なお子さんにも食べやすくておすすめですよ。
【主な材料】
ブロッコリー
れんこん
薄力粉
片栗粉
ベーキングパウダー
カレー粉
粉チーズ
●詳しいレシピはこちら
『冬野菜のチーズカレーフリッター』
「サクッ&ホクホク」の食感が楽しい♪じゃがベーコンのころころフリッター
茹でて潰したじゃがいもに、ベーコンとチーズを混ぜて小さく丸めたころころフリッター。ホクホクのじゃがいもとサクッと軽い衣の食感が楽しめます。コロッケのようにパン粉は付けず、フリッター液にくぐらせて揚げるだけなので手軽に作れますよ。一口サイズで食べやすく、パーティーメニューにもおすすめです!
【主な材料】
じゃがいも
ベーコン
粉チーズ
薄力粉
片栗粉
ベーキングパウダー
●詳しいレシピはこちら
『じゃがベーコンのころころフリッター』
サクッと軽いフリッターは、晩ごはんやお弁当のおかずに便利なだけでなく、衣をスパイシーにすればお酒のおつまみにもぴったり! 基本のフリッターをマスターしたら、ぜひお好みの食材でアレンジも楽しんでみてはいかがでしょうか?
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