野菜たっぷり、基本の肉じゃがの作り方をご紹介します。 お砂糖を使わず、本みりんでふっくらと煮あげました。 お肉とお野菜の旨みと、ごま油のコクが加わるので、お出汁を使わなくても満足感があります。 つやつやでこっくりと
お水を入れすぎるとじゃがいもが煮崩れるので、少し顔を出すか出さないかという加減まで水を加えるのがコツです。 最初は強めの火で煮ることで、アクを一気に取りやすくなります。フタを半切りにしたら、沸騰を保つ加減で強めにすると、じゃがいもがちゃんと煮えます。 本みりんの味が入ってからお醤油を加えると、お砂糖を使わなくても甘味がきちんと入ります。
白滝は食べやすい長さに切り、下ゆでする。
玉ねぎはくし切りにする。 にんじんは乱切りにする。 じゃがいもは6等分に切る。
鍋を弱火に熱してごま油を入れ、玉ねぎを木ベラなどで炒める。油がまわったら豚薄切り肉を入れて、色が変わったらにんじんも炒める。
じゃがいもと白滝を加えて油がまわったら、ひたひたの水を加え、中強火にする。
沸騰したらアクをとり、日本酒と本みりんを加え、中弱火にしてフタを半切りにする。
5分ほどしたら鍋肌から醤油を加え、煮切る。
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fujinoniji 越野美樹
調理師•やさい料理家
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、湘南で約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。フルタイム勤務をしながら、副業で食関係のライターを楽しむシングルマザー。 不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。火加減や調理法を工夫して、野菜のおいしさを引き出す料理が得意。お腹いっぱい食べても元気に過ごせて、家族も喜ぶお料理を目指しています。趣味は美味しいものを食べることとピアノを弾くこと。 学生時代は、お祭り好きの静かな女と言われていました。