大根のおろし方と辛味の違い
焼き魚や煮物など、色々な和食に添えられることが多い「大根おろし」。料理にさっぱり感をプラスしてくれますね。
辛味の強い夏の大根は、すりおろすとその辛さが一層際立ちます。おろし器に対して大根を直角に素早く細かくおろすと辛味はより強くなり、繊維に沿って円を描くようにゆっくりと粗めにおろすと辛味を抑えることができます。
また、その辛味は部位によっても違いがあります。特に先端部分と皮の周りは辛味が強く、葉に近い部分は辛味が比較的少なく甘みがあります。
たまにはおろし方をちょっと変えて、味の違いを楽しんでみてください。
さっぱり夏の味!大根のおろし和えレシピ
夏でもさっぱりといただける、「大根おろし」和えのレシピをご紹介します。和食だけでなく、洋食にも取り入れて新しい大根おろしの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
豚しゃぶとなすのおろし中華だれ
豚しゃぶと焼いたなすに、大根おろしをたっぷりのせました。めんつゆで簡単に作れるタレにはごま油を入れてコクをプラス。うどんやそうめんなど冷たい麺のトッピングにもおすすめです。
【材料 4人分】
豚薄切り肉 250g
なす 3本
大根おろし 適量
大葉(千切り) 4枚分
A めんつゆ(チョーコー 無添加だしの素うすいろ) 大さじ1
A 水 大さじ1
A ごま油 大さじ1/2
詳しい作り方はこちら
タコと夏野菜のおろし和え ガーリックビネガードレッシング
タコと旬の夏野菜をに大根おろしを合わせたサラダ。和食のイメージが強い大根おろしですが、酸味のあるワインビネガーやオリーブオイルとの相性も抜群なんです!
【材料 2人分】
タコ(茹で) 70g
オクラ 3本
ミニトマト 4個
大根おろし 適量
A ワインビネガー 大さじ1
A にんにく(すりおろし) 少々
A 塩 小さじ1/2弱
A 砂糖 小さじ1/4
オリーブオイル 大さじ1/2
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豆腐の落とし揚げ おろし温玉丼
豆腐の落とし揚げに大根おろしを添えたさっぱり丼! とろ〜り温泉卵を絡めていただきます。食欲がなくなりがちな夏でもモリモリ食べられちゃいます。
【材料 2人分(落とし揚げは約20個分)】
木綿豆腐 350g
芽ひじき 2g
玉ねぎ 1/4個
にんじん 20g
大葉 3~4枚
A 白いりごま 小さじ1/2
A 醤油、みりん 各小さじ1A 塩 小さじ1/2
A 溶き卵 大さじ2
A 片栗粉 大さじ2ごはん(温かいもの) 2人分
大根おろし 適量
温泉卵 2個
大葉(千切り) 適量
B めんつゆ(濃縮タイプ) 大さじ1
B 水 大さじ2
詳しい作り方はこちら
捨てちゃもったいない!「大根おろしの汁」の活用法
大根をすりおろした時に出る汁、皆さんはどうしていますか? 捨ててしまう方も多いはず。実はこのおろし汁、ビタミンやミネラル、酵素など、栄養がたっぷり含まれています。せっかくなら捨てずに活用できたら嬉しいですよね。その活用法の一つとして、おろし汁の辛味を活かした夏にぴったりの麺レシピがおすすめですよ!
なすときのこのさっぱり辛み素麺
濃縮タイプのめんつゆに、水の代用でおろし汁を使いました。大根おろしの風味と辛味でさっぱりといただける麺料理に!
【材料(2人分)】
そうめん(乾麺) 150g
なす 2本
しめじ 80g
大葉 4枚
塩 少々
A 大根おろしの汁 大さじ3
A めんつゆ(濃縮タイプ) 大さじ2
A ごま油 大さじ1
白すりごま 適量
詳しい作り方はこちら
夏バテ防止にもぴったりな大根おろし。栄養たっぷりのおろし汁も活用して、まだまだ暑い夏を元気に乗り越えましょう!
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