鶏レバーを使い、ちょっとヘルシーなパテを作りました。ほうれん草を入れて鉄分を強化したり、バターの代わりにアボカドを使っているのであっさりした味で、口当たりも滑らかに。プルーンやブルーベリー、いちじくなどの果実と一緒に食べても相性が良く、色目も綺麗なグリーン色のパテ。おもてなしやパーティーの前菜に、家でちょい飲みする時にもオシャレ感がアップする一品です。
鶏レバーは鮮度が命。購入時には加工日時を意識して見て。臭みの無い味に仕上げるには火を入れる前にどれだけ血の気を抜けるかがポイントです。よりクセのない味にしたい時は流水にさらした後、牛乳に30分程漬け込んでみてください。香草選びも美味しくなるコツの一つ。マジョラムが無い時はセージでも相性が良いです。保存は冷蔵庫で4、5日が目安。出来るだけ早めのお召し上がりを。
鶏レバーの筋や脂身を取り除いて5㎜程の薄切りにする。ボウルに入れ、たっぷりめの水で指先を使い優しくもみ洗いをし血の塊を取り除く。2~3回水を変えながら細かな血の塊も取り除き、流水にさらして30~40分臭み抜きをする。
フライパンを弱火にかけ、オリーブオイルをひき、にんにくを炒める。香りが立ってきたら鶏レバーを入れ、中火で炒め、焼き色が付き始めたらブランデーを加える。アルコール分を飛ばしたら玉ねぎを加えて半透明になるくらいまで炒める。
容器に詰める。軽く容器の底を叩いて空気を抜き、冷蔵庫で冷やす。
(おまけレシピ プルーンソース) 材料を全てミキサーにかけて、よく混ぜ合わせる。
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前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。