2021/03/02
10分
副菜春は草木が芽吹くように、冬に蓄積された未消化物が身体の中から芽吹いて放出されます。アレルギーで悩まされる時期です。冬に溜めてしまった老廃物を排出するために、苦味、辛味、渋味のある野菜を積極的にとりましょう。"神聖な蓮の根元こそ万能薬"とも言われる蓮根とかけあわせて食べることでデトックスに繋げましょう。またフキノトウのフキノンという物質は抗アレルギー作用があるとされ、花粉症などアレルギー症状改善として研究が進んでいるそうです。
2020/12/13
10分
調味料アーユルヴェーダの考えではニンニクはラジャスティック(刺激物)とされ、その意味の通り、肌荒れや、気が大きくなるなど、心身に何かしらの刺激を及ぼすと考えられています。また発酵食についても、生命力のない食べ物と考えますが、身土不二という言葉があるように、その土地で育った人と食は一体であり、自然と調和がとれているのです。生まれ育った環境に適した食べ物は身体に合いやすいということです。過ぎずに適度が最適です。日本は四季があり湿気が多く発酵食品に優れた環境であり、先人から伝わる養生食です。栄養学からの視点でも発酵ニンニクには滋養強壮や疲労回復といった免疫力向上の為のサポートとしても期待できます。
2020/12/01
10分
副菜蕪の葉を余さず使い切る為の一品に仕上げました。実だけを使うよりも彩りが鮮やかになり、栄養価も上がります。アーユルヴェーダ的に熱を加えることで生状態よりも消化力を上げてくれます。蕪は温性で、味は苦味と渋味。カファやヴァータのバランスをとる質です。生状態でもいただくことはできますので、少しあたたかくなって来た春に出回っている頃には生のサラダにしてあげても良いと思います。冬は出来れば火を通してあげましょう。日本の四季的に寒くなる冬には特に身体をあたためる調理法をおすすめします。消化力が弱っている場合にも。
2020/10/10
10分
飲み物パンチャナッツの〝パンチャ〟とは5つと言う意味を持ち、その意味は5つの材料を指します。その為、このレシピに使う材料も5つ。アーユルヴェーダの考えでは、身体の各器官(血漿→血液→筋肉→脂肪→骨→骨髄→生殖器)の順に食べたものの栄養が届けられると考えられていますが、生殖器までの道のりは遠く、通常そこまで届くのには3〜4日かかると言われています。しかしパンチャナッツは一日で生殖器まで届くと言われるほどの活力素を含む滋養ドリンクでありエネルギー減です。それは5つのナッツ、ドライフルーツにそれぞれ優れた栄養をもつからでしょう。自然なものから作る自家製エナジードリンクこそ、心身を健全にするのです。
2020/09/03
3分
飲み物最近、スーパーでも見かけるようになったオーツミルクですが、自宅でも簡単に作れます。自身や周りの方の身体の為に、無添加のものを手作りしてみてはいかがでしょうか?アーユルヴェーダ的にオートミールは非加熱か加熱かによって状態が変わります。加熱した場合、ヴァータ・ピッタを鎮静させカファを増加させますが、非加熱の場合、ヴァータ・ピッタを増加させ、カファを鎮静させます。オーツミルクにすることで水分を含みドーシャのバランスが取りやすくなります。消化にも大変良いです。栄養学的にみてもビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化成分も豊富。また大豆やナッツアレルギーの方で植物性ミルクを取り入れたい方に◯
2020/07/21
10分
飲み物シソの葉は「蘇葉」と書き、「人を蘇らせる葉」という由来があるようです。縄文時代から薬として使われていたようで、煎じて飲めば風邪の初期症状が緩和されると言われているほど。アントシアニンが豊富で、目の疲れや、アレルギー予防、整腸作用、疲労回復、解毒効果も高く、免疫力の向上のサポートとしても非常に効能に優れています。また、食欲増進、消化吸収を助けてくれるので、暑くて食欲が低下する夏にはピッタリです。アーユルヴェーダ的には、紫蘇には神経を鎮める働きを持つので、イライラしやすくピッタが過剰な時におすすめします。
幸村亜美
プロフィール
◼︎ヨガ講師歴15年 ◼︎アーユルヴェーディックアドバイザー ◼︎フードコーディネーター ◼︎2児の母 家庭料理こそ、最古の処方箋。 私達の身体は食べたものから生成されます。 どのような食べ物を、...
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