2022/06/14
10分
副菜真夏のような日照りの強い日もあれば、雨量が多く自然界全体の水分量が上がる日も。5.6月は一年中を通しても特に一日のなかで寒暖差がある時期です。そんな時は夏の旬を先取りしつつ、カファやヴァータの調整もぬかりなく。ズッキーニから出る水分をアク抜きで少し減らしつつ、最後はレモンでキュッと締まり良く、オイルで潤い逃さず仕上げるマリネ。 オリーブオイルは加熱によって失われる成分もある為、生用に。ギーは飽和脂肪酸であり酸化しにくい性質があります。 加熱による酸化についても、煙点が250℃と高いため変敗度が低く万能オイルです。オイル二刀流によってパフォーマンスの高い化学反応を楽しむ♪
2022/02/04
15分
汁物アーユルヴェーダでは知力、記憶力、理解力を高めると言われており油分が多いアーモンドはとくに秋と冬の強壮としておすすめです。オイルで全身の各臓器を潤しましょう。 <ドーシャへの影響>秋冬のヴァータが乱れる時期にぴったり 。ピッタの方でも皮剥きアーモンドは良いとされています。カファ疾患が気になる方はアーモンドミルクの分り合いを控えめに。7(昆布椎茸だし):3(アーモンドミルク)がおすすめです。またアーモンドは加熱後もほとんど栄養価が失われないこともあり、それもまた魅力です。
2022/01/17
3分
副菜ブロッコリーは平性に部類される為、アーユルヴェーダのどの体質の方へも比較的安心して取り入れていただけます。アブラナ科の野菜はヴァータを増やす傾向があるので、ヴァータ疾患が気になる方は食べ合わせに注意。油分で潤いと、マスタードシードが腸管内に溜まったガスを排出してくれます。また、水分を適度に入れ、自然の甘味を麹によってさらに引き出しましょう。水分を含みすぎると形が崩れ、栄養価も落ちてしまう為、短時間で仕上げるのがポイント。また、口・鼻・喉などの粘膜を保護する効果も期待できるので、風邪予防にも。春先にかけて起こりやすいカファ症状(アレルギー反応)などの事前対策にも良いでしょう。
2021/05/23
35分
副菜人参は加熱することで全てのドーシャを鎮静すると言われています。人参葉は乾燥させることでヴァータの質が高まりますが、オイルを使うので乾燥をバランス良く抑えてくれます。葉付き人参の葉の部分の活用に悩まれる方が多くいらっしゃいますが、人参の根(オレンジの部分)より葉の方が栄養が高いので出来れば捨てずに活用していただきたいです。【茎の部分】・ベジブロス・ブーケガルニ【葉の部分】 ・生サラダ・スムージー・乾燥させてふりかけ・バジルソース代わりに【茎&葉】・天ぷらなど豊富にアレンジできます。葉の部分は比較的すぐに弱ってしまうので、早めに調理しましょう。
幸村亜美
プロフィール
◼︎ヨガ講師歴15年 ◼︎アーユルヴェーディックアドバイザー ◼︎フードコーディネーター ◼︎2児の母 家庭料理こそ、最古の処方箋。 私達の身体は食べたものから生成されます。 どのような食べ物を、...
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