日持ちするので平日に作って週末に家族や大切な人といただくウィークエンドシトロン。 密封して2日から5日ぐらいおくとたっぷりしみ込ませたレモンシロップが全体にいきわたりしっとりとなじんできます。 アーモンドパウダーを入れているのでほろほろと口の中でほどけるような食感です。
本来はパウンド型を使いますがここではクグロフ型で焼きました。中が開いているので少し早く焼きあがります。 グラス・ア・ローは固まるのが早いので一気に回しかけてください。固まってしまったら湯煎するとゆるく戻ります。 コアントローはなくても構いませんが、入れることで風味が格段にアップします(^^♪
卵、無塩バターは室温に戻しておく。 型にバターを薄く塗り、粉をはたいておく。(分量外) 薄力粉、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーは合わせてふるっておく。 レモン汁は濾しておく。
<ケークシトロンを作る> ボウルに無塩バターを入れてポマード状に練り、グラニュー糖を加えハンドミキサーで白っぽくふわふわになるまで約10分攪拌する。
溶いた卵を少しずつ加えながらよく混ぜる。
ふるった粉類を2回に分けて加え、練らないようにゴムベラで切り混ぜる。
レモンの皮のすりおろし、レモン汁を加えて混ぜ合わせる。
型に流し、170℃に予熱しておいたオーブンで30分位焼く。(型の大きさ、形状に合わせて調整してください)
<焼いている間にレモンシロップを作る> A レモン汁大さじ2、水25ml、グラニュー糖小さじ1、コアントロー大さじ1 小鍋にレモン汁、水、グラニュー糖を入れて中火にかけ、沸騰したら火から下ろしコアントローを加えて冷ましておく。
ケークシトロンが焼きあがったら10分程生地を落ち着かせ、型から出し熱いうちに刷毛でレモンシロップを しみ込ませる。
<グラス・ア・ロー(糖衣)を作る> B 純粉糖150g、レモン汁大さじ2 小鍋に粉糖を入れ、レモン汁を一度に加えて滑らかになるまで泡だて器でよく混ぜ中火にかける。 ゆっくり流れ落ちるぐらいがちょうどよい。
冷ましたケークシトロンを網に乗せ、グラス・ア・ローをかける。必要に応じてパレットで手早くならす。 グラス・ア・ローが固まりきらないうちに刻んだピスタチオを飾る。
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…gris
フランス語のレシピ翻訳、メニュー 開発、料理撮影、テーブルコーディネート等を手掛ける。 フランスに留学後、リヨン郊外のリゾート開発に携わり約2年滞在。 自宅キッチンスタジオから、インテリア、お花、BGM、お酒とのマリアージュを楽しむ「少しの工夫でいつものごはんも極上のひと皿に」をコンセプトに素材を生かしたシンプルレシピを提案しています。