子どもにも大人にも人気の定番おかず「豚の生姜焼き」。今回はわっぱ弁当で「豚の生姜焼き弁当定食」を作ります。疲れが出やすい時期にぴったりのスタミナ満点おかずです。生姜焼きに合わせたいサブおかずや彩りよく仕上げるコツをご紹介します。
見た目も豪華!おいしい「生姜焼き弁当」をつくるポイント
【ポイント1】彩り
生姜焼きのようなメインがガッツリ茶色のおかずには、サブのおかずに鮮やかな色みの食材を使って彩りを入れる事が大切です。今回は、人参のオレンジ色にニラ玉の黄色と緑。さりげなく添えるしば漬けの紫がアクセントに。
【ポイント2】味のバランス
濃いおかずには、少し軽いおかずや甘みのあるおかず、シンプルな味のおかずがあると飽きずに食べ進められますよ。意外に味のないおかずが一度リセットしてくれるので、全体のまとまりがよくなります。
今回詰めるおかずはこれ!
メインのおかず:豚の生姜焼き
https://oceans-nadia.com/user/57421/recipe/286784
味がしっかりついたがっつりおかずなので、冷めてもおいしくお弁当にぴったり。玉ねぎのすりおろしをたれに使うことでお肉が柔らかくなり、食べやすくて子どもも大喜びです。豚ロースは脂身と身の間の筋に切れ込みを入れるひと手間で肉の縮みを防ぎ綺麗に焼けます。
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●『簡単!スタミナ満点!柔らか〜生姜焼き』
サブのおかず:にら玉
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忙しい朝でもささっとできるニラ玉。ニラのアリインが豚肉や卵に含まれる疲労回復効果のビタミンB1の吸収をよくするのでさらにスタミナがつきます。
黄色と緑で茶色のメイン食材の生姜焼きの食欲をそそる色合いもポイント。卵の優しい味とニラの香りのおかずをプラスする事で飽きのこないお弁当になります。
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●『5分で完成!疲労回復!簡単ニラ玉』
すきまおかず:人参のゴマおかか和え
人参一つでできる簡単おかず。簡単なのでレパートリーの一つに加えたいおかずです。人参に含まれるカロテンは油との相性が良く、豚肉の脂の吸収を助けてくれます。
彩りとしては、オレンジ色が入ることで華やかさをプラスできます。少し甘みのある人参が箸休めの一品となります。
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●『常備菜!お弁当にも!人参のゴマおかか和え』
すきまおかず:粉ふきいも
シンプルな味の粉ふきいもはどんなおかずの味が混ざっても美味しくなるのがうれしいところ。汁気も吸ってそれぞれのおかずが混ざり合うのを防いでくれます。
仕上げ:しば漬け
生姜焼きが濃い味のおかずなので、さっぱりしたしば漬けは嬉しい添え物です。全体の色味に紫でアクセントを加えることで全体がしまります。
わっぱ弁当に詰めてみよう!
今回は、楕円形のわっぱ弁当にきれいに詰めるコツをご紹介!
1. ご飯を半分ほど詰めます。その際おかずの土台になる様に半分は斜面になる様に詰めます。
2. ご飯が冷めたら、その斜面にサラダ菜など水分の比較的少ない葉物を敷きます。
3. 粉ふきいもを入れます。今回は深さのある曲げわっぱの場合、おかずの底上げとしても活躍してくれます。
4. 3の上に重ねるように生姜焼きをのせます。斜めに立てかけるように入れるのがポイント。さらに、仕切り代わりにサラダ菜をもう一枚生姜焼きの上に重ねます。
5. サラダ菜の上に人参を縦に刺すように入れ、粉ふきいもの上にニラ玉をのせます。いもは完全に隠れてしまわないようにしましょう。
6. 最後にお好みでご飯に白ごまをふり、しば漬けをのせたら完成です。
ちょっとしたコツさえ押さえれば、初心者さんでもできちゃう豪華な定食弁当! お弁当箱を開けるのが楽しみになりますね。お子さんや旦那さん、自分用の弁当にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
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