菜の花の独特の春の苦みは、小さなお子様や苦手な方も多いと思います。 そんな苦みも、お肉で巻くことにより緩和されて食べやすくなりますよ。 菜の花の茹で加減はお好みでどうぞ。 今回は新玉ねぎと紫玉ねぎ、きゅうりとトマト、うずらの卵(水煮)を添えてメインの一品にしました。新玉ねぎと紫玉ねぎは、菜の花を炒めている間に水につけて冷蔵庫に入れ、辛みを調整します。
1本菜の花が長いものがありますが、それは肉を2枚巻いています。焼いてから他の長さに合わせてカットすると見た目もそろいます。 多少歯ごたえがある方がお好きな方は、工程3は省いていただいても構いません。酒を加えて蒸すことにより、より豚肉や野菜が柔らかくなって噛み切りやすくなります。
菜の花は根元の部分から湯につけ、好みの状態に茹でる。 水にさらしてからしぼり、キッチンペーパーでしっかり水を切る。 (※今回の菜の花は茎の部分が長かったため、根元6cmほどはお浸しにしようと思ってカットしました)
豚バラ肉に、塩こしょうをふりかけ、菜の花をくるくると巻く。
フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、豚肉の巻き終わりを下にして入れ、豚肉の色が変わるまでじっくりと炒める。(※はじめ(1~2分ほど)はあまりさわらない)
全面に焼き色が付いたら弱火にし、酒を加えて蓋をして3分蒸す。
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ひなちゅん
料理ブロガー 兼 介護食アドバイザー。 岐阜県在住。夫とふたり暮らし。 介護士として働きながら身近な人への料理レシピを考えています。 暮らしの中から生まれる家庭料理・時短レシピ・アイデア&リメイク料理が得意。