無水鍋一つでつくる海南鶏飯。鶏肉とトマトを一緒に炊いて、ごはんに旨みをすわせました。鶏肉は夏に消耗しがちな気を補い、トマトは抗酸化で紫外線による細胞ダメージを改善します。胃腸の調子を整え食欲増進効果のある生姜をきかせた香味だれをかけて、お召し上がりください。
香味だれは、それぞれの器によそってからかけてもおいしくいただけます。
米をとぎザルにあけ30分ほどおく。
鶏肉は縦半分に切り、皮面に数か所フォークで穴をあける。Aをすりこみ5分置く。トマトは角切りにする。
鍋を中火で3分温め、サラダオイルを入れなじませたら、水分を切った米を入れ軽く炒め、火を止める。
③にBを加えて軽く混ぜ、上に角切りにしたトマト、鶏肉、生姜のスライス、セロリの葉をのせる。
蓋をしてを中火にかけ10分くらいして勢いよく蒸気が出てきたら、ごく弱火にして13分加熱。そのあと火を止めて13分蒸らす。
Cを混ぜ合わせて、香味だれを作る。
⑤から生姜、セロリの葉、鶏肉をとりだし、ご飯をかき混ぜる。鶏肉は粗熱が取れたら切る。
ごはんにカットした鶏肉、細長く切ったきゅうりをのせ、香味たれをかける。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。