するめいかとトマトの旨味をたのしむイタリアン風のいかとトマト煮。ワインやビールのおつまみにおすすめです。薬膳でいかは貧血の改善や肌に潤いを与える働き。トマトとタイムは気持ちを落ち着かせる働き、玉ねぎとにんにくは血流促進効果。秋冬の肌の乾燥する時期、疲れやすい時、気持ちが落ち込んだ時などにおすすめです。
※タイムがなければ、ローズマリーなどで代用するかなくても大丈夫です。 ※辛いのが好きな方は、【A】に唐辛子1本を入れてください。 ※するめいかのサイズで、調味料などは調整をしてください。 ※あらごしトマトは、一般的なトマトの水煮よりも濃厚で甘く酸味が少なくミキシングしてある製品です。一般的な水煮缶を使う場合は、トマトケチャップを加えてください。
するめいか(大)は内臓と目などをとり除き、さっと流水で洗い、ペーパードライをする。胴体は1cmくらいの輪切り、ほかは食べやすく切る。
玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。
フライパンを温めオリーブオイル、玉ねぎ、にんにくを加えてしんなりするまで炒める。
A あらごしトマト1/2缶(150g)、白ワイン大さじ1、いか、タイムを加えて、いかの形を整えつつ、水分を飛ばしながら、中~強火で火を入れる。 ※一般のトマトの水煮缶を使う場合は、A あらごしトマト1/2缶(150g)、白ワイン大さじ1だけ先に入れて半量に煮詰めてから、いかを入れてください。 ※いかは火を入れた時の形が残るで、胴体は丸くなるように、足はまっすぐになるようにするとおいしそうになります。
B 醤油小さじ1/2、塩小さじ1/4で味を調える。皿に盛り付けお好みでブラックオリーブを添える。
402246
お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。