ハロウィーンの "ふるさと" アイルランドの祝祭料理。なめらかでクリーミーなマッシュポテトに少し硬めのゆでキャベツ(またはケール)が入った一品です。キャベツが入るだけでどうしてこんなにおいしいのか!?と思うような、意外なおいしさ。すごく簡単ですが、日本では作る時にちょっとしたコツがあるのでそこを押さえるとよりおいしくできますよ♪
◆アイルランドのキャベツは葉がかなり硬いので、日本のキャベツで作る場合はなるべく外葉に近い部分を使用して少し大きめに切り、歯ざわりを楽しめるよう硬めに火を入れておきます。 ◆じゃがいもをゆでた鍋の中でマッシュするのが美味しく作るポイント。鍋がまだ熱いので水っぽくなりにくく、お芋の味が濃くなります。 ◆そのままポテトサラダのようにいただいても、メイン料理の付け合わせにしてもおいしいです。
じゃがいもはたわしでよく洗い、皮つきのまま、かぶる程度の水、 塩少々(分量外)と共に鍋に入れて火にかける。 やわらかくつぶせるくらいまで、そのまま20分ほど茹でる。
万能ねぎは、小口切りにする。
じゃがいもが茹で上がったら湯を捨て、やけどに注意しながら皮をむいて芽を取り、再び鍋に戻す。 熱いうちにA バター2片 (20g)、塩、ブラックペパー各少々と人肌程度に温めた牛乳(※600Wで15~20秒ほど加熱)を加えてなめらかになるまでつぶし、水けをよく切ったキャベツを混ぜ入れる。
万能ねぎをのせていただきます。
★このお料理については、こちらのコラムでもご紹介させて頂いています。 連載コラム「ヨーロッパ 食の風景」 第14回:不思議に満ちるハロウィーン・ナイト! ハロウィーンの日にすること、食べ物のおはなし。 https://oceans-nadia.com/user/26/column/145
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!