ジューシィなチキンと、こんがり焼きつけたたっぷりのキャベツがおいしいメインおかず。 とびきりおいしくてごちそう感満載なのに食材はこの2つだけ。フライパンひとつで作れるのも魅力です。
◆あらびきガーリックはGABANさんのものを使用しています。なければ、にんにくの薄切りやみじん切りなどで代用可能です(焦げやすいので、途中で肉の上にのっけたり、取り出すなどしてください)。 ◆焼き汁がソースになるのでそのままでもおいしいですが、今回はおいしくなってきた生のトマトのソースを添えています。
鶏もも肉は余分な脂をとり、できるだけ均一な厚さになるよう厚みのある部分や筋に切り込みを入れる。A 塩(あれば岩塩またはフレークソルト)小さじ1/2、あらびきガーリック、ブラックペッパー各少々をすりこみ、室温で10分置く。 キャベツは5~6等分のくし型に切る。
深さのある大きめのフライパンにオリーブオイルの半量を引き、鶏肉を皮目から入れて強火にかける。鶏肉に焼き色がつき始めたら周りにキャベツを並べ入れ、上から残りのオリーブオイルをまわしかける。
キャベツにこんがり焼き色がついたら、ひっくり返して裏面も同様に焼く(※鶏肉はまだ返さない)。
鶏もも肉の皮がこんがり綺麗に焼けたところで、はじめて鶏肉をひっくり返す。白ワイン(または酒)を注いで煮たたせ、強めの弱火に落として蓋をする。ときどきキャベツをひっくり返しながら、10分ほど蒸し焼きにして火を止め、そのまま(蓋をしたまま)肉汁が落ち着くまで10分以上置いておく。
耐熱ボウルにB トマト(ざく切り)1個分(150g)、塩ふたつまみ、オレガノ少々合わせ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で約1分加熱してソースにする。
鶏肉を食べやすく切ってキャベツとともに皿に盛りつけ、フライパンに残った焼き汁と 5 のソースをかけていただく。
376864
庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!