ごぼうを使ったシンプルな野菜かき揚げです。 ごぼうでなくても、残った野菜で作れるのもかき揚げの嬉しいところ。 普段なかなか揚げ物に馴染みがない方でも、ポイントをおさえればカリッとあげることができますので、挑戦してみてください。 天つゆもいいですが、私はやっぱり塩で食べる派。
《POINT》 薄力粉は温度が高いと粘りが出やすくなってしまうので、水は冷たい水を使用し、温かい所に置くのは避けてください。 油に具材を落とすときは広がりますが、慌てずに空気を含むように整形すると、時間が経ってもカリッとした食感が持続するかき揚げになります。 (衣は固い(どろっとした)方がちらばりにくいですが、重たい食感になります。さらさらとした衣は揚げづらい反面、仕上がりはカリッとします。)
・揚げ用油は180度に温める。
ごぼうは土がついていれば軽く洗い流し、4cm幅の細切りにし、約10分水に浸し、水気を切る。にんじんはごぼうと同様にカットする。 ボールにごぼう、にんじん、小麦粉(分量外:少々)を入れ、全体にまぶしつける。
別のボールにA 冷たい水120ml、卵黄1個分を入れ、溶く。薄力粉を半分量ずつ加え、だまが少なくなるまでさっくりと混ぜ合わせる。1を加え、さらにさっくりと混ぜ合わせる。
油に、2を直径8cmくらいになるように落とし、広がり過ぎないよう整形する。約1分経ったらひっくり返し、さらに1分加熱し、油を切る。 全体に塩をふり、天紙をしいた器の上に盛り付け、塩を添える。
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高橋 善郎
1988年神奈川県生まれ。 和食料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、ジュニア野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を史上最年少で合格。 素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。 2015年からは農林水産省・JICAの共催事業にも参画し、国内外で日本食・食文化を発信している。 スポーツをこよなく愛し、2016年6月に行われたトライアスロンの大会では年代別準優勝。「食 × スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。 【著書】 「燃やすおかず つくりおき」(学研) 「魔法のココナッツオイル(e-Mook)」(宝島社) 「イケ麺レシピ103」(エイ出版社) 「BRUNO(ブルーノ)の絶賛ホットプレートごはん」(宝島社) 「ココナッツオイルで健康になる! (TJMOOK) 」(宝島社) 「いつもの小麦が不調の原因!グルテンフリー入門 (TJMOOK) 」(宝島社) 【保有資格】 日本酒学講師 / 唎酒師(ききさけし) / ソムリエ(ANSA) / ビアアドバイザー / おさかなマイスター / ジュニア野菜ソムリエ / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 /食品衛生責任者