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    主菜

    調味料は2つ。作り方1つで究極の豚バラ鍋

    • 投稿日2021/12/25

    • 更新日2021/12/25

    • 調理時間40

    鍋料理は簡単なだけに「おいしくするのが難しい」料理でもあります。それを「作り方」のアプローチを変えることで絶品に。

    材料4人分

    • 豚バラ肉
      400g
    • 白菜
      1/4個
    • 大根
      1/3本
    • にんじん
      1本
    • 長ねぎ
      1本
    • 和風だし
      大さじ1
    • 料理酒
      150ml
    • 料理酒
      大さじ3(肉の下味)

    作り方

    ポイント

    ①土鍋を使うな ②煮ないで蒸す ③肉は別に茹でる ※鍋の素を使用する場合は、動画の最後で調理法を紹介していますのでご覧ください。

    • それぞれ以下のように切っておく 白菜…軸と葉に分け、4cm角程度に 大根…1cm厚のいちょう切り にんじん…1cm厚の半月切り 長ねぎ…1.5cm幅の斜め切り

    • 1

      「白菜」 軸と葉に分けて。まずは軸の部分のみ。 葉の部分は後で使います。

      工程写真
    • 2

      「大根」 1cm厚程度のいちょう切りにしたものを、

      工程写真
    • 3

      「にんじん」 1cm厚の半月切りにしたものを。

      工程写真
    • 4

      「和風だし」 調味料1つ目。

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    • 5

      「料理酒」 調味料2つ目。調味料はこの2種類だけ。大丈夫、旨いんで。

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    • 6

      「蒸し焼き」コツ①② 途中水を足しつつこのまま蒸し焼きにします。この時、土鍋だと焦げ付きやすいので、フツーの鍋を使って。

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    • 7

      「豚バラ肉」 野菜を蒸している間に肉を仕掛けます。しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉を。

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    • 8

      「料理酒」 2回目の登場。今回は下味、臭み消し、水分補完による柔らかさUPの目的です。

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    • 9

      「軽く混ぜる」 料理酒を肉に吸わせたいので、まんべんなくまわるように。

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    • 10

      「浸けておく」 というほどの量ではありませんが、吸い切らせたいので3分ほど。

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    • 11

      「熱湯」 なるべく多めに。写真のソースパンは18cm径。これに8割ほどの量を沸かしています。

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    • 12

      「火を止める」 要は、タンパク質の熱凝固点である58度付近を狙いたいので、そのためです。

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    • 13

      「一気に入れる」コツ③ 鍋の容積によりますが1〜2回で全部入れます。これで温度ドロップを起こします。

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    • 14

      「バラけさせる」コツ③ これも熱伝導に寄与します。液体は熱の電動効率が高いので、すぐに色が変わります。

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    • 15

      「白くなったら取り出す」コツ③ サクサクやってね。固くなるので。水切りは最小限でOK。 これで豚肉が"サイコーの状態"に

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    • 16

      「20〜30分後」 根菜郡にしっかり火が入り、白菜の軸もトロトロの状態に。

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    • 17

      「目指すべき状態」 写真を拡大してみてもらえば一目瞭然。柔らか〜くなってます。

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    • 18

      「長ねぎ」 ここで長ねぎを。

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    • 19

      「肉をのせて」 ドカ〜んと全部。

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    • 20

      「しき詰める」 肉で蓋をするイメージです。この後の蒸しで、肉の旨味が下に落ちて根菜郡が吸います。

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    • 21

      「白菜(葉の部分)」 葉の部分はここで。

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    • 22

      「しき詰める」 肉に蓋をすることで、この後の加熱時に肉が乾くのを防ぎ、しっとり仕上がります。

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    • 23

      「蒸し焼き」 仕上げの蒸し焼きです。白菜の葉の色の変化に注目して。

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    • 24

      「緑が鮮やかになったらOK」 加熱による細胞破壊で光の透過が変わり、緑が鮮やかになります。いわゆる"火が入った"証拠。

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    • 25

      「目指すべき状態」 ここまで来たら完成。

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    • 26

      「完成」 もし余力があれば盛り付け直したら見た目はフツー、味は絶品の鍋に。

      工程写真
    レシピID

    428251

    質問

    作ってみた!

    • よねちゃん
      よねちゃん

      2021/12/28 19:54

      はじめまして! とってもとっても美味しかったです!野菜の旨みがこんな風になるのですね! 次に作るときはオプションの具も入れてみたいと思います。 ごちそうさまでした!

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    こじまぽん助
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    こじまぽん助

    分子調理学研究家・ビデオグラファー

    料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー  ・WEB CM 制作  ・レシピ開発  ・パッケージ写真  ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々  ・WEB CM 制作  ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等)  ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等)  ・TV CM 制作  ・短編ドラマ制作  ・SNS 運用支援  ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員>  ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜)  ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜)  ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜)  ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜)  ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)

    「料理家」という働き方 Artist History