【鶏もも肉と玉ねぎがあれば、あとは定番調味料だけで作れます!】 すりおろし玉ねぎたっぷりのタレに漬け込んで、あとはゆっくり蒸し焼きにします。 材料も手順もシンプルですが、鶏肉はしっとりやわらか♡玉ねぎのうま味と甘みがきいてコク深く、しょうがとにんにくの風味で味に奥行きが出ます。 ぜひ、炊きたてあっつあつのごはんでお腹いっぱい召し上がってくださいね♡
▼玉ねぎのすりおろし…皮をむいたら根をつけたまま、頭側からおろします。こうするとバラバラにならず、弱い力で簡単におろすことができます。 ▼鶏もも肉にまぶす片栗粉の目的…食感が柔らかくなります。また、味の絡みがよくなり少しとろみが出るので、タレとの一体感が出ます。 ▼下味の酢の目的…玉ねぎの辛味を和らげ、お肉を柔らかくします。酸味は残りません。 ▼焼く火加減…はじめから終わりまで強火で焼くと、お肉がギュッと縮まって硬くなりやすく、火が通る前に焦げ始めたり水分が飛びすぎてしょっぱくなる等、失敗の原因になります。弱火〜中火でのんびり焼くのがしっとりおいしく仕上げるポイントです。
玉ねぎをおろす。
鶏もも肉をひと口大に切り、片栗粉をまぶして揉み込む。
ボウル(または丈夫なポリ袋)におろした玉ねぎとA 酒、砂糖各 大さじ1、みりん、濃口醤油各 大さじ2、しょうがチューブ、にんにくチューブ各 大さじ1、酢小さじ2を入れて混ぜ合わせ、1を加えて揉み込む。 冷蔵庫で30分おく。
フライパンを強めの弱火で熱して2をタレごと全て入れ、フタをして蒸し焼きにする。
フタを開けて鶏もも肉をひっくり返し(または転がし)、次はフタをせずにタレの水分を飛ばしながら火を通す。 お皿に盛り付け、小口切りにした小ねぎ(青ねぎ)を散らす。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」