トロトロに煮えた白菜と、濃厚な牡蠣の旨みがたまらないかんたんクリーム煮。そのままパンやご飯と、牛乳でのばしてパスタソースやグラタンにするのも◎。
◆牡蠣を焼くときは、くずれやすいのであまりいじらずに。焼き色がついたらひっくり返します。 ◆【A】の顆粒コンソメはお好み量で。小さじ1/4程度なら小さなお子さん(幼児さん)でもお召し上がりいただけます。塩と併せて加減してください。
白菜は茎と葉に分け、それぞれ食べやすく2cm幅に細長く切る。 しめじは石突きをとって裂く。 玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。 ハムは食べやすく切る。
牡蠣は濃いめの塩水(水500mlに塩大さじ1程度)で振り洗いし、水を替えながら2回ほど同様に洗う。キッチンペーパーで水けを押さえ、あればホワイトペッパー(分量外)を振って薄力粉少々(分量外)を薄くまぶす。
鍋か深めのフライパンにバターを溶かして牡蠣を焼く。 焼き色がついたらひっくり返して同様に焼き、全体がぷっくりしてきたらいったん取り出す。
同じ鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが出たら玉ねぎと白菜の茎を入れて炒める。 油がまわったらしめじと白菜の葉も加えて軽く塩(分量外)を振り、炒め合わせる。
白ワインを注ぎ、鍋底に残った牡蠣の旨みをこそげながら炒め合わせ、薄力粉を加えて粉けがなくなるまで炒める。
A 牛乳500ml、顆粒コンソメ小さじ1/4~1/2、塩少々を加えて時々ヘラなどでかき混ぜながら2~3分煮て、白菜がやわらかくなってきたら牡蠣を戻し、ハムも加えて軽く煮る。味をみて、塩(分量外)で味を調える。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!