夏らしい爽やかな冷しゃぶです。レモン・バジル・玉ねぎなど、香りが良く消化を助ける食材をたっぷり使っています。 くるみや亜麻仁油など、上質の油分が身体を元気にしてくれます。 「疲れていて重たい料理はちょっと……」という時にも食べやすい一皿です。
・ピーラーで薄くスライスしたキュウリは、ふわりと盛り付けると立体感が出て美味しそうに見えます。 ・豚肉と玉ねぎを予めマリネしているので、時間が経ってもパサつかず、味が決まりやすくなります。
野菜は水で洗っておく。
豚薄切り肉は、茶こしなどの上から片栗粉を振り、薄く粉をまぶす。 A 塩麹大さじ1/2、レモン汁1/4個分の材料を混ぜ合わせておく。
きゅうりはピーラーで薄くスライス、玉ねぎは包丁で薄切り、くるみは適度な大きさに砕く。 玉ねぎに塩ひとつまみを振り、しばらく置いて水気を絞る。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1の豚肉を入れる。色が変わったら取り出す。水気を切ってボウルに入れ、2の玉ねぎ、Aを加えて温かいうちに混ぜ合わせてマリネしておく。
皿に、きゅうり、バジル-生、くるみ、3の豚肉&玉ねぎを盛り付ける。食べる直前に黒コショウを振り、亜麻仁油(無ければオリーブオイル)を回しかける。
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松橋 佳奈子
国際薬膳師/登録ランドスケープ・アーキテクト(RLA) 自身の体調不良がきっかけで薬膳を学び、「まちづくり」から「食」の道へ。 「忙しい方にこそ、食べることを大切にしてほしい」という想いから、薬膳の考え方をベースにした気楽でシンプルな「養生ごはん」をお伝えしています。 料理教室や講座講師、カフェのメニュー監修、健康食品のレシピ開発、企業や大手サイトでのコラム執筆などを行っています。 2018年に出産した経験から、現在は「産前産後の養生ごはん」について研究中。