定番料理の代表格として、今も昔も変わらず愛され続ける肉じゃが。華やかさは無いけれど、一口食べると身も心もほっと和むような味わいは日本人ならきっと誰もが好きなはず。また、各家庭によって少しずつ味が違い、それがいわゆる「おふくろの味」として語り継がれるところも魅力のひとつかもしれません。
今回は、そんな肉じゃがの基本的な作り方をご紹介します。基本をおさえたら、少しずつ自分好みの味に加減していって「これが自分の味!」というものにしていただけると嬉しいです。
ほっこり美味しい基本の肉じゃがの作り方
材料(2~3人分)
牛こま切れ肉 130~150g
じゃがいも 中2個
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個
しらたき 100g
インゲンもしくは絹さやなど 4本程度
水 3/4カップ
砂糖 大さじ1/2
酒 大さじ1
みりん 大さじ2
醤油 大さじ3
サラダ油 大さじ1
作り方
1.材料の下準備をします。
・牛こま切れ肉は大きいものは食べやすく切ります。
・じゃがいもはやや大きめの一口大に切ります。
煮崩れが気になる方は、面取りをしておくのがおすすめです。
・にんじんは皮をむいて乱切りにします。
・玉ねぎはくし形切りにします。
・しらたきはさっと茹でてアク抜きをしておきましょう。長いものは食べやすく切ります。
・インゲンなども塩少々を加えた熱湯でさっと固めに茹でておきます。
2.牛肉から順に炒めていきます。
鍋にサラダ油をひいて中火で熱し、牛こま切れ肉を炒めていきます。肉の色が変わったら、じゃがいも、にんじん、玉ねぎの順に加えて炒めます。
3.水と調味料を加えます。
全体に油が回ったら、水、砂糖、酒、みりんを加えます。煮立ったらアクを取り除き、しらたきを加えます。蓋をして、弱めの中火で10分ほど煮ます。
4.醤油は最後に加えて風味を活かします。
醤油を加えて再度蓋をして6~8分ほど煮ます。醤油は最後に加えることで風味が活きて、味が締まります。
5.インゲンなどで彩りをプラスします。
仕上げに下茹でしたインゲンや絹さやを食べやすく切って加え、さっと混ぜ合わせます。
6.ほっくり美味しい肉じゃがの完成!
ホクホクで、醤油がじっくりと染み込んだ基本の肉じゃがの完成です!
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定番&基本の肉じゃが
牛肉の代わりに豚肉や鶏肉を使って作っても良いですし、醤油味ではなく塩味やカレー風味にアレンジするのもおすすめ。いろいろ試して、自分好みの肉じゃがを探してみてくださいね。
私の母は鶏手羽を入れた、煮汁が多めのスープのような肉じゃがを作ります。実家に住んでいた時はそれが「肉じゃが」だと思っていました。今でもふと懐かしく思い出し、母の作る肉じゃがが食べたくなります。
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肉じゃがに合わせたいおすすめ副菜
肉じゃががしっかりとした濃いめの味付けなので、副菜はさっぱりと食べられるものが良いですね。生の野菜がたっぷり食べられるサラダや、刺身用のマグロやホタテを使った、和えるだけで簡単な副菜などがおすすめです。
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いかがでしたか? 基本の肉じゃがの作り方とおすすめの副菜をご紹介しました。みなさんそれぞれに思い出の肉じゃがの味があると思います。基本をふまえて、材料や調味料をお好みにアレンジしてみてくださいね。
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