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コリコリした歯ごたえがたまらない、茎わかめの煮物。調味料は少なめにして素材のおいしさを楽しみます。たっぷり作って、ご飯のおともやお茶うけにも。
◆ごま油で茎わかめを炒めてから【A】を加えて煮たり、仕上げにごま油をたらしてもおいしくいただけます。 ◆ご飯がすすむ甘辛味というよりは、茎わかめの味がしっかり感じられる箸休めや副菜にぴったりのやさしい味つけです(好みで調味料を増量していただいても◎)。
茎わかめは袋の表示にしたがって塩抜きし(だいたい90~120分ほどが目安)、 2~3cmくらいの食べやすい長さに切る。
鍋にA だし汁1カップ、みりん大さじ2、酒大さじ1と1/2、醤油大さじ1と1/2と、半分に折って種を取った赤唐辛子を入れて煮立て、茎わかめを入れてふつふつするくらいの弱火で10分ほど煮る。
火を止めて、好みで白ごまを混ぜ入れ、そのままあら熱がとれるまで冷まして味を含ませる。
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庭乃桃
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士。 企業向けレシピの開発、スタイリング・撮影、 食関連の書籍・コラムの執筆、翻訳、 セミナーイベントへの登壇、講演など 幅広く活動しています。 ●旬の食材、季節感を大切にしたおかず ●ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ●簡単エスニック 大学院でヨーロッパの歴史・文化を専門にし、 現地に在住。日本食が食べたくて 食材や調味料にあれこれ工夫した経験や、 ヨーロッパの家庭料理・郷土料理を学ぶことで 触れた各国の食文化と食への取り組みなど、 レシピにも活かしていけたらと思っています。 2020年、欧州連合(EU)の 食品・飲料プロモーション 「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、 EU食材×日本食材のマッチングによる 季節のオリジナルレシピを開発・監修。