子どもから大人まで、みんなが大好き!な「ハンバーグ」
煮込みハンバーグ、チーズインハンバーグ、和風ハンバーグなどたくさんのアレンジができるハンバーグですが、まずはみんなが大好きなスタンダードなハンバーグレシピを紹介します。
基本通りに作れば肉汁がジュワーッとあふれ出すハンバーグも簡単に作れますよ!
ハンバーグを美味しく作るポイントは?
1.おすすめは合いびき肉!
ハンバーグのメインの材料、ひき肉。関西では牛肉100%がメジャーという話を聞いたことがありますが、私のおすすめは牛と豚を混ぜ合わせた「合いびき肉」。
でも、「合いびき肉」といっても牛と豚の割合はさまざま。スーパーで売られているものは7:3か6:4が一般的です。
どの割合のものを使うのか、正解があるわけではないので好みで作るのが良いと思います。個人的には家庭で作る場合は牛100%より豚肉を入れた方が美味しいと思いますので、牛肉をしっかり感じたい方は牛を9割など多めに、豚の肉汁をたっぷり感じたい人は豚肉を4割などにするのがおすすめです。
2.タネを混ぜるときはとにかく冷やす!
タネを混ぜるときに温度が少しでも高くなると肉の脂が染み出してしまいますので、できる限り全てのものを冷やすのが重要です。
ひき肉、卵、炒め玉ねぎなど、混ぜる材料は直前まで冷蔵庫に入れておき、できれば手を氷水などで冷やしながら混ぜるのがベストです。
3.タネはまず肉と塩で粘りが出るまでしっかり練り混ぜる。
塩は肉のたんぱく質を分解し、粘りを生み出します。その粘りによって肉全体がまとまり、肉汁が出づらくなるのです。ほかの材料を一緒に入れてしまうと、その効果が発揮されづらくなってしまいますので、まず塩でしっかり粘りをだしてから、ほかの材料を入れて混ぜてください。
4.成形時は空気を抜いて、表面をなめらかにしておく。
タネに空気が入っていると加熱したときにひび割れの原因になります。また、タネの表面にひびが入っていたり、デコボコしていたりすると、焼いたときに割れてしまい肉汁がでてしまうことがあります。
丁寧に空気抜きをして、表面をなめらかにしておくことで、肉汁をしっかり閉じ込めることができます。
5.焼くときは最初に中火、あとから弱火。
タネを焼くとき、最初は中火で表面に焼き色をつけます。そのあと弱火にし、蓋をしめて中までじっくりと火を通し、ふっくら仕上げます。
肉汁があふれ出る!基本のハンバーグの作り方
https://oceans-nadia.com/user/34575/recipe/158338
【材料(2人分)】
合いびき肉 300g
塩 小さじ1/3
玉ねぎ 1/4個
パン粉 1/2カップ
牛乳 大さじ3
A溶き卵 1個分
Aナツメグ 少々
Aこしょう 少々
サラダ油 適量
<ソース>
赤ワイン 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ2
【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りにする。フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、塩少々(分量外)を加えて炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、バットに出して粗熱を取る。(時間があれば冷蔵庫で冷やすとなおよい)
2.パン粉を牛乳に浸しておく。
ボウルに合いびき肉、塩を入れ、粘りが出るまでよく練り混ぜる。
3.2に牛乳に浸しておいたパン粉、A、玉ねぎを加えてさらによく練り混ぜる。
4.3のタネを2等分にし、サラダ油少々をつけた手で持ち、両手で投げ合うようにして10回ほど繰り返して空気を抜く。形を整えて、表面をなめらかにし、真ん中を指で押さえてくぼませる。
5.フライパンにサラダ油を熱し、ハンバーグを中火で3分ほど焼き色がつくまで焼く。裏返して、裏側も焼き色がつくまで2分ほど焼く。
6.蓋をして弱火にし、6分ほど蒸し焼きにする。竹串をさしてみて透明な肉汁が出れば焼き上がり。
7.ハンバーグを器に盛り、同じフライパンに赤ワインを入れて火にかけ、アルコールが飛んだらトマトケチャップ、ウスターソースを加えてソースにする。
ハンバーグにソースをかければできあがり。肉汁ジュワーなハンバーグの完成です!
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