夏に旬を迎える、きゅうり。 薬膳では、身体の熱を冷まして潤すとともに、身体にたまった余分な水分を排出する野菜です。 冷房の中にいることの多い方など、身体を冷やしすぎないように「大葉」「生姜」を加えています。 冷蔵庫で2~3日は保存OK。まとめて作って、夏の常備菜として召し上がってくださいね。
通常のレシピではしばらく置いて味をなじませますが、この浅漬けは作ってすぐから美味しく召し上がっていただけます。 ポイントは、「きゅうりをたたいて味を入りやすくする」「すりおろしたきゅうりを混ぜる」です。 シンプルな材料で簡単に作れます!
材料は洗って水気をとっておく。
きゅうりは、3センチ位を切り落とす(→すりおろし用)。 残りの部分をすりこぎなどで叩き、手または包丁などで割く。 塩を振ってもんでしばらく置き、水気を絞る。
(1の水気が出てくるのを待つ間に)3センチ分のきゅうり・生姜をすりおろす。大葉は手でちぎる。
1・2・しょうゆを加えて混ぜ合わせれば、出来上がり。
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松橋 佳奈子
国際薬膳師/登録ランドスケープ・アーキテクト(RLA) 自身の体調不良がきっかけで薬膳を学び、「まちづくり」から「食」の道へ。 「忙しい方にこそ、食べることを大切にしてほしい」という想いから、薬膳の考え方をベースにした気楽でシンプルな「養生ごはん」をお伝えしています。 料理教室や講座講師、カフェのメニュー監修、健康食品のレシピ開発、企業や大手サイトでのコラム執筆などを行っています。 2018年に出産した経験から、現在は「産前産後の養生ごはん」について研究中。