1年の前半の最終日、6月30日に食べる夏越ごはん。フライパンに2~3mmの高さの油で、揚げ焼きで作るサクサクかき揚げで、手軽に作れます。
・野菜に薄力粉をまぶしておくと、衣が薄くてもばらけにくい。・マヨネーズと片栗粉を加えることで、揚げ焼きでもサクサクに。・薄く広げて揚げ焼きする。・揚げ焼きしている時は、あまりさわらない。・火加減はずっと中火。(弱めない) 夏越ごはんとは、雑穀ごはんの上に、茅の輪をイメージする緑、邪気を祓う赤の野菜を使った丸いかき揚げをのせ、しょうがを加えたおろしだれをかけたご飯です。
別のボウルにA 薄力粉大さじ2、片栗粉大さじ1、マヨネーズ大さじ1、水大さじ3を入れてさっと混ぜ、1を加えて混ぜ合わせる。
フライパンに、なたね油を底から2~3mmくらいまで入れて中火にかけ、2を1/4量ずつ薄く円形に広げる。 片面が色づいたらひっくり返し、もう片面も色づいたら取り出す。
丼に雑穀ごはんを盛り、かきあげを2枚ずつのせ、B 大根おろし大さじ4、麺つゆ(2倍濃縮)大さじ4、しょうが汁小さじ1/2を混ぜたたれをかけて食べる。
305272
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。