ドイツの豚肉料理の定番・シュニッツェル(カツレツ)にはいろいろなバリエーションがあります。こちらは、ほんのりスパイシーなパプリカとトマトのソースでいただくお料理。ビールやワインはもちろん、ライスにもよく合うメニューです♪
◆レシピは日本でも作りやすいよう調整してあります。(特に豚肉は、ドイツでならシュニッツェル用のものをお使い下さい。) ◆辛いのが苦手な方やお子様も召し上がる場合は、カイエンペッパーを控えます。 ◆フライドポテトやライスを添えるのが定番です。
パン粉はビニール袋に入れてよくもみ、細かく砕いておく。 (※ドイツのパン粉は日本のものよりきめが細かく、これがボリュームのあるシュニッツェルをさくっとおいしくいただくポイントになります。)
豚肉は、ブロック肉ならカットして、肉叩きなどでよく叩いて薄く伸ばす。 薄切り肉なら適度な厚さに重ねていく。 いずれもあまり厚くならないよう(1cmくらいまで)にして、塩・こしょう(分量外)する。
豚肉に小麦粉をはたき、水と卵をよく混ぜたものをつけて、さらにパン粉をまぶす。 フライパンにやや多めの油を熱して、こんがりきつね色になるまで両面揚げ焼きする。
フライパンにバターを熱してにんにくを炒め、香りが出たら玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。マッシュルーム、パプリカを加えて炒め合わせたら、白ワインを振ってアルコール分を飛ばし、A ビーフストック(またはコンソメを水で溶いたもの)200ml、トマトペースト大さじ1/2、砂糖小さじ1、塩少々、パプリカパウダー小さじ1と1/2、カイエンペッパー適宜、ローリエ1枚を加えてとろみがつくまで少し煮る。
4のソースをシュニッツェルにかけていただきます。
◆ビーフストックも手作りされたい場合はレシピもあります。 ↓ https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/132971
118548
庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!