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晩夏から初秋にかけて、発酵を始めたばかりの若いワインと共によく食される、玉ねぎたっぷりのキッシュ。日本の食材でもざっくり作れる簡単レシピです。炒めた玉ねぎの深い甘みをご堪能下さい。
◆玉ねぎがなかなか炒まらないときは、適宜、少量のオイルを足してください。 ◆日本で作りやすいようレシピを調整してあります。 ◆タルト型でなく、スクエア型のオーブン皿などでも作れます。
薄力粉・強力粉を予めふるっておく。
生地作り。 大きめのボウルにA 牛乳 (※40度位に温める)120g、ドライイースト4g、砂糖小さじ1を入れて混ぜ合わせ、ドライイーストを予備発酵させる。 10分置いたら、そこへふるった粉類とB バター20g、油大さじ1、塩少々を入れて混ぜ、なめらかになるまで捏ねる。 ラップをかけ、そのまま室温で40分ほど置いておく。
その間にフィリングを作る。 玉ねぎは薄切りにして電子レンジで加熱する(※600Wで4分程度。ただし炒め時間短縮のためなので無理にしなくてもOK)。 ベーコンは、細切りまたは小さめの角切りにする。
フライパンで油を引かずにベーコンを炒める。 玉ねぎを加え、塩・こしょう・キャラウェイシードを入れて、玉ねぎが薄茶色になるまで炒めて火からおろし、あら熱を取る。 その間に、オーブンを200度に予熱しておく。
1) の生地を軽く捏ね、薄く油を塗ったタルト型に合わせて縁まで広げる。 底の部分をフォークで何箇所か刺したら、3) にC 卵2個、サワークリーム90g、無糖ヨーグルト90gを混ぜ入れて完成させたフィリングを流し入れる。
4) を、オーブン下段にて、200度で45分ほど焼く。
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2021/03/25 22:07
庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター どこの国のお料理でも、 しみじみとおいしいものが好きです。 ○旬の食材、季節感を大切にしたおかず ○ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ○簡単エスニック などを作っています。 企業向けレシピの開発や 食関連の書籍・コラムの執筆、 翻訳、講演など活動中。