時短簡単とは無縁!時間はかかりますが、その分、満足してもらえる牛すじ煮込みは、覚えておきたい和食のひとつ♪ 外の牛すじ煮込みは「ご遠慮したい……」という我が家の娘も家だと食べてくれる、お酒もご飯もすすむしっかり味。 おつまみとして4人分。たっぷり食べたい時には2〜3人分です。下茹でを終えた牛すじは冷凍保存も可能なので、まとめて下茹でがおすすめです。
■すりおろし生姜を入れるのもおすすめです。その際、醤油を入れるタイミングで小さじ2程度入れます。 ■牛すじは、工程1までをまとめて仕上げて冷凍保存しておくと便利です。
■鍋に牛すじ肉としっかりと浸かる水を入れ沸かし、灰汁が出たところで火をとめ取り出します。 ■こんにゃく(黒)は、塩でもみ熱湯で3分茹で臭みをぬきます。
下準備した牛すじ肉を鍋に入れ しっかりと浸る水とA 長ねぎの青い部分1本分、しょうがの皮2枚を入れ、中火にかけ沸騰してきたら弱火にし、灰汁を丁寧に取り除きながら2時間煮る。 ※前日にこの工程を行う場合は、茹で汁に牛すじ肉を浸した状態で冷蔵保存します。 【圧力鍋や圧力クッカーを使用する場合】 ていねいに灰汁を取り除いたのち、圧力12〜15分。(包丁を使わなくても解れる柔らかさに仕上がります。食感を楽しみたい場合は10分にしてください。)
鍋にごま油を中火で熱し、大根とこんにゃくを入れ炒め、油が回ったら牛すじを入れて2分ほど炒めます。
3に、B 顆粒だし小さじ1、水800ml、酒60ml、砂糖大さじ3を入れ灰汁が出てきたらていねいにすくいながら弱火で大根が柔らかくなるまで20分ほど煮ます。 ※冷凍大根を使用する場合は、10分程度です。
醤油を入れ、全体に味を息渡せるように途中何度か天地を返すようにしながら煮て火を止めます。 ※火を止めた状態では写真程度に煮汁が残ります。蓋をしてこのまましっかりと冷まします。
仕上げに、本みりんを入れて中火にかけ、煮汁をしっかりと絡めるように照りよく仕上げて器に盛りできあがりです。
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MARI(奥山 まり)
料理家
ℍ𝕆𝕂𝕂𝔸𝕀𝔻𝕆 𝔽𝕠𝕠𝕕 𝕕𝕚𝕣𝕖𝕔𝕥𝕠𝕣 身近な素材や調味料を使ってシンプルに、 『笑顔が見られるおうちご飯🍚』モットー✨ 基本をおさえた【頑張りすぎないシンプルな家庭料理】ひとり暮らしを始めた娘に送る【ひとり暮らしでも作りやすい簡単レシピ】がメインです✨ 乳がんサバイバー3年生。 毎日がんばり過ぎるよりも、純粋に「おいしい♪」が聞ける食卓が広まりますように。 料理初心者さんからのご質問大歓迎です☆ instagram@mari.everydayoliveにて 「 #ひとり暮らしを始めた君に 」を発信中です。 ーーーーーーーーーーーーー ・北海道フードマイスター ・一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会認定オリーブオイルソムリエ ・NHK文化センター札幌教室オリーブオイル講座講師(〜2018) ・『婦人画報』『週刊文春』にて掲載。 ・『NUMERO TOKYO』にて料理家のフードコーディネーターとして掲載。 ・北海道内各局他ラジオ、出演歴あり。 ・フードコンサルタント(商品開発・海外向け商品撮影ほか) ・店舗・企業様レシピ、キッチン用品アドバイザー・webライター