ふわふわの秋刀魚のつみれと、野菜の甘みを引き出しただんご汁。秋刀魚は血流を促進し、胃腸の働きを高め、体の調子を整える働きがあります。生姜や葱、唐辛子などの組み合わせで、体を内側から温める、温活ぽかぽかメニューです。
【1】で野菜を蒸し煮にする時は、蒸気を逃しにくい無水ホーロー鍋などを利用してください。他鍋の場合、少し水を足して焦げ付きを防いでください。 つみれ団子を煮込むときは崩れやすいので、丁寧に扱ってくださいね。
鍋にごぼう、にんじん、大根、水(分量外:大さじ1)を入れ、弱火で20分蒸し煮にする。
だし昆布は横に数ヶ所切れ目を入れ、水(分量外:700cc)につける。
秋刀魚は頭と尾を切り落とし、三枚におろし、身の部分を4~5cmにカット。生姜は粗いみじん切り、葱の緑色の部分は汚れた場所を切り落とし3cmくらいに切る。秋刀魚、生姜、葱の緑色の部分はA 酒大さじ1、片栗粉大さじ1、塩小さじ1/6と一緒にフードプロセッサーで5~10秒くらい回す。
【1】に【2】を入れ中火で加熱し沸騰手前で昆布をとりだし、【4】を団子状に成形して入れ10分煮る。
葱の白い部分を1cmくらいに切って加える。汁を少量をとりだしてみそを溶かし戻す。お好みでみそを増減して、味を調えて下さい。
食べる時に、お好みで一味唐辛子をかける。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。