家庭料理の定番、ぶり大根です。 ぶりはアラを使うと、旨味たっぷりに仕上がります。 おいしく作るコツは、ぶりの下ごしらえをしっかりすること。 後はコトコト煮るだけで、大根にぶりの旨味が染み込んで、おいしいぶり大根になります。
ぶりはアラを使い、煮る前に霜降りして洗い、血やぬめり、うろこなどを洗い流します。 一度冷ますことで、味が染み込み、さらにおいしくなります。
米のとぎ汁に大根を入れて火にかける。 楊枝がささるくらいの柔らかさになったら、ざるにあけて洗う。
ぶりは塩をふって15分くらいおいて生臭みを出し、水で洗う。
鍋にお湯を沸かし、ぶりを入れて、全体が白くなったらざるにあけ、冷水にとる。 流水で、血の塊やうろこ、ぬめりなどをしっかり洗い流し、キッチンペーパーなどで水けを取る。
鍋に水と日本酒と昆布を入れて火にかけ、沸騰したら、下ごしらえしたぶりのアラと、皮つきのまま薄切りにした生姜を入れ、灰汁をとりながら数分煮る。
お好みで、千切りにした生姜や柚子の皮を添える。 山椒を振っても。
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笠原知子
料理家・フードコーディネーター
フードコーディネーター・ スパイス香辛料ソムリエ・ パソコンインストラクター 素材の組み合わせ、スパイスや香味野菜使いなど、 家庭料理に一工夫加えて、 お酒とともに楽しむ普段の食卓が、 より賑やかになるようにレシピを考えています。