木枯らしの吹き付ける日々です。 「フレンチ風ビーフ・シチュー」で暖まりましょう。 どこがフレンチ風? そう思われるでしょう。 生のハーブを使った、ブーケガルニを使います。 最近はスーパーにハーブが並びます。 ハーブ使いにチャレンジしてみましょう。 動画の中でも説明しています。
バルサミコクリームとは、バルサミコ酢ではなく、クリームの方。アマゾン、関西ならいかりスーパーに売っている。 面取りは、時短を目指すなら省いて良い作業です。牛肉を焼き付けたお鍋で玉ねぎを炒めるのがポイントです。旨味がこびりついているので、玉ねぎの水分で洗い流すようにしてください。(フランス料理用語で「デグラッセ」という作業です)
パセリの茎、ローリエの葉、タイムひと束をタコ糸で結わえて、ブーケ・ガルニを作ります。
玉ねぎ、人参、ジャガイモは一口大に切って、面取りをする。
牛肉カレー用に塩、黒胡椒をまぶして揉み込む。 鍋にバターを熱し、牛肉を焼き付ける。カチッと表面が硬くなったら取り出す。(中まで火が通る必要はない)
ビーフスープ を加える。煮立ったらアクを取って、牛肉を戻し、ブーケガルニを入れて、蓋をして30分煮る。
デミグラスソース、ジャガイモを入れ、再び火にかけてジャガイモが柔らかくなるまで(15〜20分)煮る。
ウスターソース、バルサミコクリームで味付けをする。 器によそい、パセリのみじん切りをかける。
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ヒラノ クミコ
ワインエキスパート&フランス料理研究家
ウィークデーは、 パパッと作れて簡単、 できるだけ保存の効く材料で作れるような、 そんな重宝するお料理を、 ウィークエンドは、 ワイン片手に 目にも舌にもおいしい時間。 そんなシチュエーションに ぴったりのお料理の数々を 載せていきます。 ご家族同士の楽しい夕べに お友達を招いておしゃれで美味しいひととき そんなイメージのお料理が必要でしたら、 覗いてみてください。 ル・ コルドン・ブルー料理課程修了 ワインエキスパート WSET中級