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2015.01.30

スパイスを使いこなすための「応用力」!を身に付ける。

キーワード
基本作用 スパイス ナツメグ
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スパイスへの扉へようこそ。
スパイスコーディネーターバリ猫ゆっきーこと吉田由季子です。

 

今までは
「スパイスとは何か」
スパイスの基本作用や形態について綴ってきました。
前回は 「素材からみてどんなスパイスが適しているのか」
素材から選ぶスパイスとういう形で書かせていただきました。

 

今回からは
一番興味惹かれるところ
スパイスの応用編に入りたいと思います。

 

そもそもどの素材にどのスパイスを使うと美味しく感じるのでしょうか?
味覚、好みは人それぞれみんな違うので一概にこれが正解!って言い切れないのがスパイスを語る上で一番もどかしいところ。

 

「正解」を見つけるというより

「使いこなせる応用力」を身につける方がスパイスへの扉を開ける近道かもしれません。

 

 

普段スパイスを購入する目的としては
「〇〇スパイスを使いたいから購入する。」というよりは
「作りたい(食べたい)料理に〇〇スパイスが使わていたからその料理のために必要だから購入する。」という方がほとんどだと思います。

 

市販されているスパイスって1瓶10gとか15gとか
グラムから見ると少量、小瓶のように感じますが
使う量から見ると、一度にひと振り、ふた振り程度だったり・・・1g満たない量くらいしか使わないことが多いので
1瓶でも結構たっぷり入っています。

 

そしてその料理を作ったらそのスパイスは棚にしまわれて、そのうち忘れ去られる・・・
「使い切れない」のが現実です。

気が付けば賞味期限が切れて「もったいない」って思ってしまって、その後使い切れないからと・・・スパイスを購入することが「もったいない」と思ってしまったり
新しいスパイスを買うのに躊躇してしまう・・・という方も多いのではないでしょうか?

 

でもちょっと考えてみてください。

 

遠い昔、スパイスはお金より価値があって、スパイスを巡って戦争まで起こったという時代もありました。
そんな貴重なスパイスが今は簡単に手に入ります。



使わない方がもったいない・・・そう思いませんか?

 

基本スパイスって本当に少量ずつ使うので残るのが当たり前です。
「残って当たり前」と、少し自分を楽にしてあげて
一品でも多くいろんな料理に使いまわせる「応用力」を身につけましょう。

 

スパイスを使い切れる人になるのではなく
スパイスを使いこなせる人になることが大切です。

 

さあ!

 

まず!

 

棚の奥で眠っているスパイスがあったら
起こしてあげましょう。

 

そして自分は普段スパイスをどんな風に使っているかを考えてみましょう。
実は意識してないだけで私たちは結構いろんなスパイスを使っています。
きっと1つや2つ・・・いや5つや6つくらいスパイスが出てくるかもしれません。
 

例えば「ナツメグ」

 

ハンバーグに入れることで有名なスパイスのひとつです。
皆さんは
ナツメグをハンバーグ以外、どんな料理に使っていますか?

 

ナツメグの応用をどうするかを考えてみましょう。

 

ナツメグは「肉の臭みを和らげる効果」が期待できるので
ハンバーグだけじゃなく、肉系の料理に合うのではないか?
さらに肉系の臭みを持つ牛乳や生クリーム、バターにも使えるのではないか?

 

生クリーム、バターに使えるのなら
お菓子にも使えるのではないか?

 

などなど

 

数珠繋ぎに「応用」が浮かんできませんか?

 

今日の画像は
カップケーキです。

このカップケーキには

ナツメグ・シナモン・クローブ・オールスパイスが配合されています。

ナツメグだけじゃなくいろんなスパイスがブレンドされています。

 

次回はここから

一度にいろんなスパイスを自分好みでブレンドするポイント、コツについてお話しさせていただきます。

 

 

キーワード
基本作用 スパイス ナツメグ
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