フライパンひとつで作れる、お手軽ごちそうローストビーフ。今回は完熟した甘いチェリートマトと赤ワインでソースを作りました。簡単なのに絶品、爽やかでほんのり甘みのあるフレッシュなソースが美味しくて、皆に喜んでもらえる一皿に。
◆牛肉は中が生焼けになるのを防ぐため、フライパンで焼き付ける2~3時間前に必ず常温に戻しておきます。 ◆牛肉の塩・こしょうはきつめに、逆にソースの方には塩味を一切加えません。チェリートマトの甘みと赤ワインの香りが際立ち、美味しくなります。
牛かたまり肉を冷蔵庫から取り出して、全面にA 塩小さじ2/3~1/4、にんにく(すりおろし) または あらびきガーリック小さじ1/2、ローズマリー小さじ1/4、ブラックペッパー少々、タイム少々、ローリエ1枚(※何等分かちぎる)をすり込む。 そのままラップをかけ、最低でも1時間ほど常温に置いておく。
その間に、付け合わせとソースの材料を準備。 付け合わせの玉ねぎは、繊維と直角に1.5cm厚さに切る。 チェリートマトと、残りの玉ねぎは粗みじん切りにする。
フライパンに牛脂(なければ油)を熱して牛肉を入れ、 強火でこんがり焼き色が付くまで全面まんべんなく焼き付けていく。 その横に付け合わせの玉ねぎを並べ、一緒にソテーする。
アルミホイルを2枚大きめに切り取って重ね、その上に焼いた玉ねぎ、 さらに肉を置く。そのまましっかりと包んで、肉汁が落ち着くまで 30分以上寝かせる。
ソースを作る。 同じフライパンにB 赤ワイン100ml、みりん大さじ4を入れ、半量になるまで煮詰めたら、チェリートマト、玉ねぎを入れてさっと火を通す。玉ねぎがしんなりしたら火を止め、C バジル(ドライ)少々、パセリ適量(みじん切り)を混ぜ入れる
肉を食べやすくスライスし、付け合わせの玉ねぎと共に皿に盛り付ける。 クレソンを添え、ソースをかける。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!