スペインとフランス2つの国の文化が根付く、美食の街バスクの郷土料理。鶏肉とにんにく 、野菜をたっぷり使ったシンプル調理。素材の旨味を引き出すのが本当にうまいなと、じんわり感動させられます。
生ハムはソースにうま味をプラスする隠し味。ベーコンやロースハムでも代用できます。
鶏もも肉は身側に軽く切りこみを入れ筋切りをし、全体にA 塩小さじ1、黒こしょう小さじ1/4をふる。
フライパンを中火で熱し、皮面を3~4分フライ返しなどでおさえながら焼く。 皮面にこんがり焼き色がついたら裏返し、2分ほど焼き、一旦取り出す。
(2)のフライパンにオリーブオイル・にんにくを入れ、弱火でゆっくり炒める。こんがり色づいてきたら生ハムを加え、さっと炒めあわせる。 玉ねぎを加え、しんなりしてきたらパプリカ(赤・黄)も加える。
トマト・B コンソメ小さじ2、ドライタイム小さじ1/2を加え、中央に(2)の鶏肉を戻す。 弱火にし、蓋をして15分煮る。
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか